バイデン勝利でハイテク課税&オバマケア復活の可能性は高い。では、そのときヘルスケアセクターはどうなる?
アメリカ大統領選挙まで1か月を切りましたが、トランプコロナ感染で余計にカオスになってます。
日本のことまで考えるとベストな大統領は現副大統領のペンスではないのか?という気がしてなりませんが。
さて、そんな中ノーベル経済学賞を受賞した経済学者ジョセフ・E・スティグリッツの「プログレッシブ・キャピタリズム」を読みました。
ジョセフ E スティグリッツ/山田 美明 東洋経済新報社 2019年12月20日頃
一応、5月くらいのロイターの記事にはスティグリッツも財務長官の候補の一人とまで書かれてました。
本に関しては書いてある内容はまともなんです。
ただ、クリントンとオバマが2期やってるのでその時も問題だったんじゃないかと思うわけですが、反共和党が行き過ぎてる感が強く、ハイテク課税を強く提唱していました。主張的に極左のサンダース寄りの印象でした。
スティグリッツ的な考え方は民主党に根強く、バイデン勝利でハイテク課税&オバマケア復活の可能性は高いと個人的にでは見てるのですが、そうなると重視しているヘルスケアセクターはどうなるかなと考えてみました。
フィデリティ・ロープライスト・ストック・ファンド(FLPSX)が参考になるかも
個人的に2016年ヒラリー当確的な感じで言われてた頃に相当ヘルスケアセクターが下がって時期がありまして、過去4年見直しても投資をしていおいてよかった時期だと考えています。
で、オバマケアが復活となりますと、同様にヘルスケアセクターが売られるのでは?と思う人もいるでしょう。
ただ、個人的にオバマケアに関してはフィデリティ・ロープライスト・ストック・ファンド(FLPSX)のマネージャー、ジョエル・ティリングハストがユナイテッドヘルスに投資したときの分析が「ティリングハストの株式投資の原則」に載っていて問題なしという結論。
わたしの考えもそれに同意できるものでしたので、ヘルスケアセクターに投資を続けています。
現状を見てみても組み入れトップはユナイテッドヘルスですし、メットライフなども組み入れ比率は高い。

ポートフォリオの比率が変わったのがわかれば考えますけど、基本はマイナスイメージにならなくていいかなと現時点では考えます。
ただし、コロナ関連で値動きは激しそう
ハイテクは課税の問題となるでしょうけど、コロナワクチンや創薬の期待は続くでしょうから、しばらくはプラス材料がそれなりにありながらも、ワクチンの進展次第で乱高下もあるかなと。
そこまでマイナス材料はないだけに個人的には前回の大統領選挙前後のようなことはないかなと考えています。
薬価の問題はありますけど、しらばくは各国ワクチンや薬に支援もあるでしょうし。
コロナが3年ぐらい先までの課題と考えても、さらに10年20年先を考えると、高齢化がますます進んでヘルスケアの重要性はあがると考えます。
なので保守的なポートフォリオで運用していますが、グロース的な要素はヘルスケアセクター重視で行う方向で運用していく考えです。


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