人生を最適化するようお金を使う場合、45歳から60歳の間に資産のピークに達する
個人的に節約→投資という流れを続けておりまして、それとは異なりお金をいかに使うかを説いた「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」の内容は興味深かったですね。
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
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ビル・パーキンス/児島 修 ダイヤモンド社 2020年10月01日頃
年齢に合わせて「金、健康、時間」を最適化することと経験に金を使うことは40代が見えてきただけにほんとよく考えないといけないなと思ってるので、余計に考えさせられましたね。
で、個人的にもう1点印象に残ったのは「資産のピークがいつになるか」という点。
著者のビル・パーキンスは45~60歳が資産を取り崩すポイントと提唱します。
この定義ってセミリタイアとかFIREとも相性がいいと思うんですよね。
45~60歳が資産を取り崩すポイント
死ぬときに資産ゼロを目指すという上で、最適化を考えると最適な資産のピークは45~60歳にする方がよく、以下の図の通り45歳から60歳の間で取り崩し始めるのが最適と説いてました。

個人的にこの考え方でネックとなるのは子供がいるという条件になった場合、45歳頃は住宅ローンや養育費どうすんのかなという疑問点は残りました。
加えて20歳で収入上げることに集中して、30代と45歳までで資産築いて取り崩しは、なにかイレギュラーなことが起こると一瞬で終わる可能性があるのでどうなのかなと思うところはあります。
一方で、アーリーリタイアやセミリタイアを考える上では取り入れたいなと。
結局、アーリーリタイアやセミリタイアの場合、当然資産を増やし始めるのも20代からとかの場合が多いので、それで速く到達して、45歳頃までは減らさないようにピークを維持。
徐々にダウンシフトして、45歳過ぎたら働く日数減らすという選択肢もありなんじゃないかと。
実際ギグ・エコノミーともてはやされたこととFIREムーブメントの相性はそれなりにいいものだと思いますし。
いくらバブル臭がする相場とはいえ、30代の間にここまで増えるとはという資産額にはなってきた現状、45歳から60歳の間に資産のピークを持ってくるっていうのは、区切りまで10年が切ったと考えると励みになります。
まぁ、仕事が今後楽しくなれば変わるのでしょうけど、ほんと1割から2割のやりがい以外はストレスと苦痛しかないので変わらない可能性が高そうですけど。
ともあれ資産を増やすことと使うことに関してはこれまで以上にバランスを考えたいと思っています。
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ビル・パーキンス/児島 修 ダイヤモンド社 2020年10月01日頃


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