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2020年下半期に読んだ本の中で、年末年始にオススメしたい13冊を紹介

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上半期ほどではないものの行動が制約される中で2020年が終わろうとしています。

コロナ騒動の影響で図書館が1カ月半使えない状況になりましたので、上半期読んだは60冊程度でしたが、下半期は70冊まで復調しました。

10~11月忙しかった分、2019年下半期の80冊届かずといったところですね。

2020年上半期に読んだ本の中で、オススメしたい12冊を紹介 - 関東在住福岡人のまったり投資日記

バタバタしまくった上半期が終わりました。コロナ騒動の影響で図書館が1カ月半使えない状況になりましたので、2019年下半期は80冊を超えていたのも、60冊まで減少しました。...

相変わらずタイトル詐欺のような本もつかんでおりますが、いいなと思った本は20冊以上あったかなと思います。

下半期が終わり、下半期読んだ本の振り返りと言うことで、個人的にオススメしたい本を13冊(上下巻を1冊でカウントしたのが2つあり)を紹介します。

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現代経済学の直観的方法


「日本の歴史を振り返って眺めると、そこでは国の針路が行き詰まった大きな転換の時に、一種『理数系武士団』というべき一群の人々がまとまって現れ、それが歴史を動かすという光景がしばしば見られていた」というその思いで20年がかりで執筆された本です。

貿易やデフレとインフレ、資本主義のメカニズムの図も非常にわかりやすいです。

最後の9章で「縮退」という概念について説明されていますが、これは今後投資をする上でも政治上の問題でも意識せざる得ないかなと思います。

「人間の長期的願望は短期的願望に縮退する」という言葉は忘れないようにしたいですね。

Adaptive Markets 適応的市場仮説


金融額に物理とか数学を取り入れてるのが効率的市場仮説の印象ですが、それに代わって心理学・神経科学・進化論・人工知能などを取り入れた「適応的市場仮説」についてかかれた本です。

市場も人間も危機に「適応」するということで、色々と心理学や株式のデータなどを解説していて600pを超える大作(そもそもリーマンショック時に書き始めて執筆に8年かかっている)ですけど、非常に面白く読める本です。

ボラティリティの目標値決めてコントロールする重要性も説かれてますので、それはポートフォリオにも取り入れたいところです。

21世紀の啓蒙


「暴力の人類史」などの著作も有名な実験心理学者、認知心理学者のスティーブン・ピンカーの本です。

どうしてもこの状況で暗い気持ちになりがちですが、とはいえ長期的に見ると世界はいい方向に向かってるという思考は持っておいた方がいいなと思わせるものがありました。

経済にしろ契機にしろ政治に関しても波のあるものですから、長い視野で短期的に必要以上にネガティブになる必要もないのかなと読んでいて思いました。

くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話


投資家・文筆家・ウェブメディア運営者で、バンド活動しながらライブハウスで働いた経験などを元に、パンクの視点からお金を考えてまとめたのがこの本です。

とくに以下の言葉はほんとそうだと思います。

世の中を変えたいならば、選挙や政治について考えることも重要だけど、それだけじゃない。日々の買い物や投資だって、同じくらい重要だ。お金の使い方や働き方、あとは暮らし方を自分でカスタマイズしてベストを尽くせば、なにもしない未来よりは明るい未来が作られていくはず。

アフター・ビットコイン2 仮想通貨vs中央銀行


日銀出身の決済システムの第一人者である中島真志氏のアフタービットコインの続編。

前作からブロックチェーンの技術が進んで、「リブラ」の解説ややがてデジタル通貨に向かう状況は前作同様わかりやすかったです。

コロナがこれだけ広がって財政支援が必要な人が多い状況では、マイナス金利を実現するときに使用するというアイデアはマイナポイント的なものにするというのも含めて、そういう施策を行う国は出てくるのかもしれません。

最も賢い億万長者


1988年以降、年間平均66%とマーケットを解読した天才数学者創業者のシモンズの生い立ちとルネサンシ・テクノロジーズの全貌が書かれた本。

システムの判断に従えず、自分の主観を入れてトレードして失敗していることと、システムのシグナルは重要だが、モデルを信用しすぎないっていう運用方針は興味深かったですね。

「非効率性はものすごく複雑で、市場の中にいわば暗号として隠されている。ルネサンスはそれを解読している。長い時間軸、様々なリスク要因、いくつものセクターや産業に渡って見つけている」とまで関係者が話しているの見ますと、個人で高速取引とかはなかなか勝てないものだと思いますね。

邪悪に堕ちたGAFA ビッグテックは素晴らしい理念と私たちを裏切った


GAFAなどの巨大ハイテク企業に関して規制の話は4年前よりもさらに強まっている理由がよくわかる本です。

この本が出た年末にフェイスブックやGoogleに独禁法の話が出てくるのは必然だと思います。

とくにロビー活動なんかは嫌悪感を覚えるレベルでした。

そしてこの本で名前が挙がらないマイクロソフトは20年前に苦しんだとはいえ見事な立ち回りと言えるでしょう。

DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール


資産運用を行う上でいつから取り崩すかということにフォーカスした本です。

異論がある部分は個人的にもありますけど、年齢に合わせて「金、健康、時間」を最適化することと経験に金を使うことは意識していきたいと思わせる内容でした。

ワークマンは商品を変えずに売り方を変えただけでなぜ2倍売れたのか


ワークマン躍進の理由とどういう取り組みをやってるかを詳細に書いた本です。

最近記事と取り上げられることも増えているのですが、データドリブン経営&競合が容易に参入できない堀を持ってるのは非常に興味深かったです。

スーツも販売開始するようですし、独特なマーケティング戦略は他の企業も学べる点は多いでしょう。

ディズニーCEOが実践する10の原則


ディズニー前CEOのロバート・アイガーが、自身の半生と成功哲学を書いた本です。

2000年代に危機に陥っていたディズニーがここまで立ち直った理由もよくわかります。

テクノロジーへの投資は既存ビジネス破壊も辞さずという感じで進める決断力もあるなと読んでいて思いました。

コロナで大変ではありますが、テーマパークが正常化したときにディズニーはより強くなるような気がしました。

ゼロ・コミッション革命


チャールズ・シュワブの創業者の自伝になりまして、この本の出版と同時にゼロ・コミッション(売買手数料を無料)にしているのですから投資に関するコストの意見は説得力があります。

成功の鍵は「顧客目線」「成長」「テクノロジー」の3点が重要だったんだろうなと。

チャールズ・シュワブの動向はいずれ日本のネット証券も追うでしょうから期待したいです。

配当成長株投資のすすめ


投資の神髄とは、資産を増やすことではなく、資産をいつ、どのくらい引き出すかであること。そして殖やした資産をいつ引き出し、どのように使うかまでを考えたポートフォリオの作り方が書かれていて、個人的に共感できる面が多かったです。

ただ、高い利回りの銘柄に投資するわけではなく、利益を増大させ、その利益から株主に支払う配当を増大させる企業に対して投資をするというスタンスを継続するということに個人的には惹かれましたね。

絶望を希望に変える経済学


ビル・ゲイツがこの夏に読むべき1冊にあげていた本です。

多くの経済学者が共有しているような前提が実際のところ妥当なのか否か。最新の研究結果に基づき、現段階で明らかになっていることと明らかになっていないことが示されていて興味深かったです。

現代社会に対して最新の経済学がどのように向き合っているのか、その現況を知る上でいい本だと思います。

今年は仕事が忙しく、昨年より読んだ本が少なくなりましたが、来年前半は落ち着いてると思うのでペースを上げたいなと。

来年もこれは!と思った本をブログを通して紹介できればと思います。
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