コロナによる緊急事態宣言で飲食業も「縮退」が始まるのか?
緊急事態宣言が関東に出てから1週間ちょっと経ちましたが、やり玉にあがった居酒屋の動向を見ていると2パターンあるかなと。
3連休中までは営業をしている店がありましたが、2/7まで完全休業と、20時まで営業に分かれてるなと。
とくに快速が止まる且つ乗換可能な駅の周りは20時まで営業が多く、そこから遠くなるにつれて家賃とかも安くなるからでしょうか?1ヶ月休業選ぶ店が多い印象です。
この状況を見ていて思ったのは長沼伸一郎氏の「現代経済学の直観的方法」で説いていた「縮退」が始まってるんじゃなかろうかと。
「縮退」が続くとすれば、成長や増益が続く企業の価値はますます高くなるのでは? - 関東在住福岡人のまったり投資日記
先日、長沼伸一郎氏の「現代経済学の直観的方法」を紹介しましたが、資本主義や経済学の思想の歴史や仕組みなども理解できてぜひオススメしたい一冊だなと思いました。...
要するに一人勝ちの状況が起きやすくなるのを指摘し、この状況を受け入れつつもなんとかしなきゃいけないことを長沼氏も指摘していて、GAFAなんかはまさにその典型例。
で、コロナの影響で飲食業への影響が出ている中で、飲食業も縮退が始まるんじゃなかろうかと。
大手も厳しいと思うが、個人の店は大丈夫なのかと思う
リンガーハットと体操内村の契約解消のニュース見ていて、わたしは浜勝含めて好きなのでリンガーハットを応援したいと思います。
個人の店だけで無く大手でも厳しいと思います。
コロナ後行き着く先が以下のように相互作用の強い2者だけで完結する傾向がますます強まるんじゃなかろうかと。

牛丼大手3社とかマックあたりは大丈夫だろうけど、それ以外の競争の激しそうなファミレスあたりもきついでしょう。
ただ、個人の店はマンションとかの1階にあって、普通のマンションの家賃よりも高いでしょう。
保障に関しては政府も関連産業含めて保障しているとは思いますが、ただでさえ満席になってることろを見たことがない店が成り立ってんのかな?って思うんですよね。
コロナで出勤もありませんので、テレワーク可能な人間からある程度支援して、美味しかった店は積極的に活用するようにしたいなと考えています。
ラーメン屋が一蘭や一風堂だらけの多様性がないのは面白くない
その一環として、日曜にやや遠出してこれまで昼やってなかった居酒屋っぽい店に入ったらラーメンあったので頼んでみたのですけどなかなか美味しかったです。

個人の店も試行錯誤大変ですし、ウーバーイーツ活用してもそれで万事解決というわけではないのですけど、こういう店の多様性がなくなるのはよくないかと。
イオンモール見ても同じような店ばかりだと魅力的ではないですし。
とくにラーメン屋とかうどん屋って多様性があった方がいいと思うんですよね。
福岡の場合ももち浜ストアのうどんMAPのコーナーの影響で奇抜なうどんを出す店も増えつつありますが・・
ラーメン屋が一蘭や一風堂だらけとかになってもそれは違うだろと思いますし、個人の店だからこその店も多いと思います。
関東の豚骨ラーメンでも田中商店とかラーメンひらさわとかいい店ありますし。
飲食業で縮退が進むのはよろしくないと考えてますので、遠方の店は遠くてなかなか行ける状況じゃありませんが、近所の店からまずは応援していきたいなと思います。


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