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海外ETF

ARKKよりも推奨されていた、革新的な技術を利用する企業に投資するiシェアーズ・エクスポネンシャル・テクノロジーズETF(XT)

iShares-XT-ARKK-20210130.jpg

昨年、米国市場でホットだったETFはというと、世界の破壊的イノベーション関連企業投資しているARK社のアーク・イノベーションETF(ティッカー:ARKK)になるでしょう。

で、そのイノベーション関連企業に投資しようという「世界最大投資顧問会社が教える21世紀最大のお金づくり」を読んでいてもARK社のETFは出てきてるので、twitter上でも話題になったのでしょう。


ところが著者の方波見寧氏が最初に推奨してかなりの分量を割いて推奨していたのは別のETFで、iシェアーズ・エクスポネンシャル・テクノロジーズETF(ティッカー:XT)というETFになります。

革新的な技術を利用する企業に投資するiShares Exponential Technologies ETF (XT) について調べてみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記

最近、将来的に登場してくる未来の技術的な本を読む機会が多く、特に未来化する社会はオバマ政権にいた人が書いている本でしたので、こういう技術がそのうち登場してくるんだろうなと思いましたね。...

2015年に設定されて2015年新規設定ETFの中でもっとも流入があったETFになります。

モーニングスターとブラックロックが共同開発していて、エクス歩年シャル/テクノロジーを開発した企業だけでなく、利用する企業にも投資金額を金等位投資をしています。

信託報酬は0.47%とARK社のETFよりも安いのですが、実情は設定から5年以上経ってどうなってるのか?

推薦されてるんだからそれなりに理由はあるだろうということで現状を調べてみました。

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iシェアーズ・エクスポネンシャル・テクノロジーズETF(XT) 国別構成上位


まず国別の比率に関してみてみました。アメリカが6割近くを占めていて、2番手が日本、あとは香港除いて欧州主要国という感じですね。

iShares-XT-country-20210130.png

ちなみに5年前調べたときは以下のようにアメリカが7割超え。逆に日本はこの5年で比率が上がってるようです。

XT-country-161127.png

香港の比率が上がってますが、これは中国企業と見てよさそうです。

iシェアーズ・エクスポネンシャル・テクノロジーズETF(XT) 業種別


続いて業種別ですがセミコンダクターやソフトウェア、製薬が上位に来ています。これは5年前と変化なし。

iShares-XT-sector-20210130.png

ただ、3番目から5番目までヘルスケア・バイオ関連の存在感が高まってる印象です。

あと半導体は台湾セミコンダクター筆頭に台湾勢が複数組入れられてる影響です。

iシェアーズ・エクスポネンシャル・テクノロジーズETF(XT) 構成企業上位10社


最後に構成企業上位10社ですが、均等とはいえ5年前から全て代わり。一応GoogleやAmazonも組入れられてます。

iShares-XT-top10-20210130.png
5年前の組入れ上位10社見るとNVIDIAが入ってました。
XT-top10-company-161127.png
ちなみに日本企業の組入れ比率がかなり高まってるのですが、組入れられてる企業を並べると以下の通り。

太陽誘電、TDK、日本電産、村田製作所、三菱電機、安川電機、東京エレクトロン、ソフトバンク、中外製薬、ナブテスコ、ファナック、楽天、オムロン、武田薬品。

ファナックは5年前からですけどそれ以外は新規に組入れられています。

個人的にこの並びならば投資していいかなという企業は多いかなと。ソフトバンクはリスクとボラ高すぎ、楽天は先が見通せないという理由で投資したくないですけど。

破壊的イノベーション関連企業に投資するアーク・イノベーションETF(ARKK)と比較してみた


では、実際のパフォーマンスはどうなのかということで、破壊的イノベーション関連企業に投資するアーク・イノベーションETF(ARKK)とS&P500と比較してみました。

まず過去1年見てみるとARKKが大爆発してる状況。

XT-ARKK-SPY-1y-20210130.png

XTはS&P500に大してはアウトパフォームしています。

過去5年で見てもARKK>>>>XT>S&P500という傾向は同様ですが、チャイナショックのあった2015年~2016年頃はARKKが一番パフォーマンス悪かったのは留意しておきたいところ。

XT-ARKK-SPY-5y-20210130.png

ARKKとXTの差が開きすぎだろと思うのですが、ARKKはテスラの比率が10%超えてるのに対してXTは均等なので、1社の組入れが1%以下。

その影響かファクターの評価を見ると低ボラティリティもプラスの方になってるのも関係しているでしょう。

XT-factor-20210130.png

ARKKのファクター分析はモメンタムと小型に全張りで、低ボラティリティはマイナスにつきぬけてますし。

ARKK-factor-20210130.png

ここ2日ほど株価が大きく下がってますが、ITバブルの再来的な空気もないことはないので、それだったXTの方をチョイスするというのは悪くないのかなと調べていて思いました。

ちなみにXTの設定に関係したリック・イーデルマン氏の新しい著作が3月に出るようですが、その中に以下の記載がありました。

しかも、今年末から来年にかけて、ブラックロックなど世界最大級のファンド会社を通じて日本の証券会社で、エクスポネンシャル・テクノロジー関連の金融商品が多数発売される予定となっています。

ブラックロックなどでどういう動きがあるのか注目したいですね。
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