東日本大震災から10年経ったが、総悲観こそ絶好の機会だというのはコロナ禍でも変わらない
今日で東日本大震災から10年となりました。
都内で帰宅難民になりやっと朝に当時住んでた千葉に帰り着いたので最寄りコンビニに朝食を買いに行ったら、江戸川渡る橋が規制かかってて商品が何もない。
残ってたのはポテトチップスぐらいで、2011年3月12日の朝食は何を食べたのかは鮮明に覚えているものです。
3/12にJCOMの設定をしてもらう予定で、その通りに来て設置してもらえて以来加入しています。ほんと災害が起きた翌日でも物流面はともかくちゃんと機能しているのも日本の災害に対する強みともいえるかと思いますね。
で、実際に震災にあったり、JR総武線が動かない→キャパオーバーするから京成線の動かないで、出社できなかった翌週月曜に原発の問題が起きたりと色々とあったのですが、いまを思うと「総悲観こそ絶好の機会」というのはコロナ禍でも変わらないなと。
とくに去年の今頃の状況と東日本大震災の状況って似てると思うんですよね。
去年のトイレットペーパーやマスク並に酷かった震災翌週のスーパー
去年の今頃トイレットペーパーやマスクがなくて行列ができる事象が起きてましたが、アベノマスク配布発表後、4月からマスクが楽天とかでも出回り始めたことがありました。
ドラッグストアは老人の行列規制やるのも4月でしたので、流石に先頭で並んでいる老人は醜態と思えるものでした。
ところがこれに近い事象を10年前にも見たんですよね。
翌週電力の問題で電車が止まってる上に、高速道路も結構な期間通行止め(且つ東京千葉間の江戸川渡る橋も規制)でスーパーも夜遅く開店ということになりました。
で、当時は車を持っていて一番大きなイオンに行ったのですけど、夜開店と同時に並んでいた人たちがダッシュして買いだめ状態で。
少なくとも台風前に棚が空のレベルではなかったですし、パニックになるということはこういうことなのかと思いました。
3/11の夜ラジオ聞いていて異様な空気でしたし、津波の被害の様子は発生から数時間後ネットにも記事ででていました。あの後の数週の様子や雰囲気は語れる範囲で語り継ぎたいですし、冷静に行動することがほんと大事だと思います。
総悲観こそ絶好の機会だというのはコロナ禍でも変わらない
東日本大震災後散々原発に関して煽る報道が繰り返されましたが、結局温暖化とか異常気象でクリーンエネルギーという話が出てきたときに火力発電に関して色々言われる中で原発の技術とかをもっと発展させるとかの方向に舵を切るべきだったと思うんですよね。
太陽光とかも制度はグダグダで逆に土砂崩れ起こして災害起こしてるケースもありますし。
結局コロナでも煽る報道が多くて、しまいには自分で感染者とかの動向を調べてこういう方向じゃないかと考えるようになりました(1月以降感染者が減ってるのは気温と降水量が関係しているように見えて仕方ないがテレビや新聞は一切指摘しない)。
当時よりもネットの記事の需要が増えたせいで、釣りの見出しやタイトルでアクセス稼ぎが露骨になっていますし、テレビも悲観的に煽って視聴率稼ごうという傾向が強まってる印象です。
とはいえ総悲観だった3月の今頃に投資をしていたら相当プラスになってますし、これは2011年3月に投資をしていたらも同様。
1ドル70円台の円高にもなりましたが、結果的にこの年にガスが止まって病んでしまい退職した人とかを会社で見て、自分自身の価値観とか変わって投資をするようになったのが今につながってますし、自分は運が良かったんだと思います。
東日本大震災にしてもそうですし、太平洋戦争でも同様でいまだに地名をカタカナ読みして差別する輩がいますけど、「21世紀の啓蒙」でスティーブン・ピンカーが説くように世の中はいい方に向かっていってる傾向はあると考えます。
コロナも東日本大震災もできなかったことはあると思いますが、知見や経験を積上げて改善していくことが求められるにはいい機会だと思います。
同時に日本にとっても個人にとっても間違ってるとかこうした方がいいという点は明らかになったところですから、総悲観こそ絶好の機会と捉えて動く必要があるのではないかと考えます。


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