1年でマイナス40%からプラス9%まで来たiシェアーズグローバルREIT ETF(REET)に投資をしました。
一昨年の秋に「アセットアロケーションの最適化」を読んでから、分散を考えて投資することを意識してきました。
とくにREITのETFに投資を始めてポートフォリオをいじり始めたのですが、昨年のコロナショックで-40%以上の下落。
悪いタイミングかと思いましたが、年初来-40.14%、パフォーマンス-37.89%から根気強く投資を続けて+9.3%まで来ています。
感情に左右されずに投資を続けることの大切さの証左といえるでしょう。
引き続きREITは妙味もあると見てますし上がると考えてるので、iシェアーズグローバルREIT ETF(REET)に投資をしました。
マイナス40%からプラス9%まで来たREET
コロナショックのときはS&P500よりも大きく下がっておりました。
過去1年でマイナス40%からプラス9%とジェットコースターでした。

S&P500ほどではないものの過去1年でプラス20%まで復活しています。

過去1年の米国債券(BND,TLT)や金(IAU)のETFと比較しても相関性は低く、株式ともやや相関性が低めの傾向がありますから、ポートフォリオに組入れるのは個人的にアリだと考えます。
まぁ、配当面に期待する人もいるかと思いますが、昨年12月は無配になりましたので、その点は留意が必要でしょう。
米国REIT ETFは普通に配当があって、なぜアメリカが3分の2占めてて無配になるのか不思議な気がしますが。
REITに関して今後明るいと思うのは、都市化と無形資産
個人的にREITに関しては今後も上昇すると考えていて、都市化と無形資産要因と予想しています。
まず都市化ですが日本や欧州の先進国は高齢化が進んでより集約を行う必要があり、アメリカと人口増加している新興国に関しては都市化が今後も進む公算大です。
おそらく東京圏よりも大きな人口規模の都市圏が世界各国でできるかと。
そうなった場合にREITの上昇余地はかなりあると考えてますし、中国も都市化余地残ってるので個人的には強気です。
加えてもう1点が無形資産。
無形資産が語られるようになってきましたが、無形資産の特徴として「スピルオーバー」と「シナジー」を最大化させるために企業および従業員が都市に一極集中する傾向があります。
サンフランシスコの不動産価格が偉いことになってるのはこれが大きい。
無形資産のシナジーを深めるには、人間同士の交流が欠かせず、SkypeやZOOMなどの発達はあるにせよ、依然として対面コミュニケーションが最も効果的な交流方法であることは言うまでもないでしょう。
すると、対面コミュニケーションを容易にし、シナジーを深め、無形資産を活用するためには都市への集住が更に求められるようになる。その結果、都市における土地価格が上昇するわけですね。
それを考えると1年前の大きな下落は大きなチャンスでもあったわけで、そこからプラス20%以上上昇してるのですが、個人的に割高と言うこともなく引き続き継続して投資をしていきたいと考えています。


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