今日でiシェアーズ・コア米国高配当株ETF(HDV)は設定から10周年になります
今日3/29生まれの有名人を調べてみると、篠原ともえ、西島秀俊といった人たちになるのですが、ETFでも3/29に設定されたものがあります。
iシェアーズ・コア米国高配当株ETF(HDV)は2011年の3月29日に設定されて、今日で設定から10周年となります。
現在経費率0.08%になってますが、設定時はiシェアーズ好配当株式 ETF(DVY)と同様に0.40%と当時でも高めの設定でした。
ところがバンガードの高配当株ETF(VYM)とコスト差が大きい状態になってたため、iシェアーズコアシリーズを創設。
iShares、Core ETF を拡充
2014年にコストが一気に0.12%まで下がり、VYMと並んで米国高配当株ETFの選択肢となりました。
ということで現状とこの10年を整理してみました。
iシェアーズ・コア米国高配当株ETF(HDV)の過去10年のパフォーマンスと配当
では10年のパフォーマンスはどうだったのか?

iシェアーズの公式のパフォーマンスを見ますと、10年で約2.7倍。
他のETFと比較と言うことでバンガードの高配当株ETFのVYMとS&P500と過去10年を比較。

2017年頃まではS&P500を上回ってることが多かったのですが、エネルギーセクターの比率が高く不調の煽りを2016年頃から受け始めてVYMやS&P500にはここ数年負けています。
株価急落時にVYMやS&P500との差が縮まって、その後差が拡大という感じです。
S&P500ほどバブルや加熱感という感じはないので、下落時にそれなりに体制はあるように思います。
まぁ、グロースが不調になる時期はいずれ来ると思うのでそのときに効果を発揮してくれればと考えています。
次に配当履歴をまとめますと以下の通り。

以前は年間通して差がない感じでしたが、ここ2年くらいはバンガード同様時期によって多少の増減はあるようになってきました。
ただ、配当はでこぼこしながらも右肩上がりという感じで、順調に増えるつつあります。
この傾向を維持してほしいですね。
ちなみに10周年を機に構成上位銘柄見たらまたAT&Tが外れてました。

地味にエネルギーセクターも比率減ってるような気がします。
エネルギーセクターの不調は5年くらい続きましたが、コロナショック後1年で見るとパフォーマンストップ。ポートフォリオを調整してるんでしょうね。
ともあれ個人的に重視しているヘルスケアセクターと生活必需品セクターの比率が高く、ハイテクとは一線を画したポートフォリオはお気に入りですので引き続きコア資産として持ち続けたいと思います。


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