個人的にVEAやVWOといった米国外先進国や新興国への投資の比率をじわじわ上げたいなと考えています。
「恥知らずの模倣者"Shameless Cloning"戦略のブログ」の以下の記事が印象に残りました。
もし今ぼくが自分でインデックス投資をするならVWO50%+VEA50% - 恥知らずの模倣者"Shameless Cloning"戦略のブログ
VEA、VWOは両方バブルじゃない
今も積立するに足るポテンシャルの資産と思う
アメリカはたしかにすごい国だしアメリカのインデックス指数の構成銘柄はドリームチームだと思う
しかし.....アメリカの株価指数が定価の2倍で売っているなら....
投資は、つねにどんなにすごい会社でも「いくら払ったか」のゲームであり
「いくら払ったか」の視点で見る場合には2倍の値段を払ってアメリカのインデックスを買うより
「シケたリターンだなぁ」と渋い顔で、VWOやVEAから年平均数%のリターンを受け取るほうが安全なステージに感じる
わたしの場合競馬同様全賭けしない主義ですから、とくにこれは意識して米国外への投資をじわじわと増やしてきてます。
ここのところの株高で米国株の比率が上がってしまうジレンマもあるのですけど・・
NISAが始まった頃米国株に全力投資したおかげで、それなりに増えた資産を減らさないという方向に舵を切ってるのもあります。
なので米国株の投資よりも新興国全力だという気にはなりませんけど、イキってる輩とイナゴっぽいのが仮想通貨ほどではないにしろ群がってる対象よりは人がそっぽ向いてる対象の方が安全なステージの方を選びたいです。
考えとしては米国株の中でも人がそっぽ向いてる対象とかもありかなとは考えてますが、米国外先進国や新興国への投資の比率を上げたいなと。
過去1年で見ると米国株、米国外先進国、新興国そこまで差はないが
米国株が割高だと思う一方、過去1年でどれくらい差があるか見てみたら、意外にも過去1年で見るとS&P500(VOO)よりも、米国外先進国株のVEAや新興国株のVWOの方がパフォーマンスはいい。

ただし、VWOはここのところ失速気味ではあるのですが。
一応、コロナショックの底の3/23起点だとこれが逆転してS&P500の方がパフォーマンスいいのですけど。

2010年くらいから見たらこれだけ差はあるものの、仮にアメリカがバブルだとしたら?

わたしは以下の考えに近いです。
ヨーロッパ+日本のインデックスはたしかにアメリカのような超一流の企業群じゃない。
競争力も劣るかもしれない。(略)
「シケた会社」と言っても
サムスン、ネスレ、トヨタ、ASML、ノバルティス、こういった企業群を長期保有して
悪いことになるだろうか
みんな堅実な会社だ
まじめに働いて、まじめにコツコツ株主にリターンを届けてくれる
新興国株はVWO見ても偏重しているのが引っかかる
とはいえVWOに関しては引っかかる面もあるわけで。

これがVWOのポートフォリオなんですけど、流石にこれだけ特定の国且つ地域に偏ってるとなぁというのはあります。
そりゃ中国企業で革新的な技術出てくる、中国市場は有望というのはあると思いますけど、もうちょい他の国の比率あげれないのかと。
まぁ、VWOは韓国入ってないのでこの比率というのもありますけど。
先進国ぐらいの分布だと高齢化の日本は先がないとか、イギリスEU離脱でオワタという意見はわかりますけど、じゃあこの2か国の優良企業が全滅するかというとそういうことはないかと。

それを考えるとこれくらい散らばってるVEAは悪くないと考えますね。
個人的にひねくれ者ですので、更に捻って米国外の増配VIGIと高配当VYMIとモメンタムIMTMでファクターとかの効果含めて色々と試していきたいですし、比率をじわじわ上げてく予定です。
バブルがまた起きたとしても人工などを考えると長期的にアメリカ優位は変わらないと考えるので、米国株への投資は続けていきますけど、コロナからの回復で数年上昇が続いたとしてもあまり深入りしないよう心がけたいと思います。


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