インド株ETF(INDA)の投資機会を探るために色々と調べてみた
先週、VEAやVWO以外への投資の比率を上げると書きましたが、VIGI、VYMI、IMTMあたりの比率を上げると同時に個別の国へ投資するETFも検討しています。
コロナの第2波が発生しているうえに、文字通り指数関数的に増えてる状況。

IMFは、2021年のインドはGDPが+10%以上の成長率の予想をしていて、ほんとにその通りになるのか?という状況ではあります。
ただ、これを乗り切れれば大きく飛躍する可能性もあるのでは?と個人的には考えてます。
ということで株価などの状況を調べてみました。
新興国株(VWO)の3強(中国、台湾、インド)のパフォーマンスを比較してみると
バンガードの新興国株ETF(VWO)で、中国が4割を占めてますが、それ以外で10%を超えてるのは台湾とインド。
ということでVWO(青)とインド(赤:INDA)、中国大型株(緑:FXI)、台湾(桃:EWT)のここ1年の推移をまとめると以下の通り。

ここ2カ月くらい青のVWOが冴えないのですが、緑の中国大型株と赤のインド株は下がってる状況。
とくにインド株はここ1カ月急落が数回発生しているのがわかります。
台湾株が台湾セミコンダクターに引っ張られて上昇を続けてるのとは対象的。

ちなみに5年で見るとVWOをインド株中国株はともに青のVWOを下回ってる状況。
台湾ETFのEWTは半導体が崩れた時にどうなるのかという気もしますけど、今後半導体の需要が高まる中で色々ある状況下ではまだ上昇する可能性もあるので一概にバブルとはいえないのが迷うところですが。
感染者拡大で、ワクチン接種の伸びも失速
13億人口がいるので、ワクチン接種率も相当低いんですけど、気になるのはコロナの感染者が増えてる状況下で、接種伸びが失速傾向なんですよね。

この状況での失速となると、集団免疫といっても今年中に終わる可能性はゼロと言っていいでしょうし、来年にも影響は残りそうな情勢になりつつあります。
不平等と新たな超富裕者層、縁故資本主義、産業経済の苦境がコロナ前から根強くあって、「サフラン色したロシア」という人もいるくらいですが、個人的に今回顕在化した負の側面がコロナを機会に大きく変わる可能性につながるのもインドかと。
仮にいま株価がここからさらに下がるとなると、数年後の回復時に向けた大きなチャンスとなりそうな印象はあるので、次新たに買うならINDAかなと。
ただ、PERが他国と比べてもかなり高いのは引っかかるところではあるのですけど。



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