米国債券+新興国債券+REITを組み合わせた場合の、米国株に対する相関性を見てみる
先週、夏のボーナスの投資比率の記事を書きましたが、株式以外のその他の部分はどうしたものかと迷っていました。
2021年夏のボーナス枠の投資は、株式55%、その他(債券+REET)45%の比率で行うことに決めました - 関東在住福岡人のまったり投資日記
先週くらいから夏に近づいてるのを実感できるような晴れの日が多くなっていますが、6月になりましたので夏のボーナスの月となりました。ボーナスの査定前に計画を立ててますが、流石にコロナの影響が遅行的に業績に表れてきていますから、去年のような金額はもらえないので一昨年とかまでの過去3年の平均を計算して金額とかの細部をつめています。...
バンガード米国トータル債券市場ETF(ティッカー:BND) 15%
バンガード米国長期債券ETF(ティッカー:BLV) 15%
バンガード米ドル建て新興国政府債券ETF(ティッカー:VWOB) 7.5%
iシェアーズ グローバルREIT ETF(ティッカー:REET) 7.5%
米国債券ETFはもう少し下がってくれると比率を上げようと考えていますが、まだそのレベルにはないかなという感じ。
なので新興国債券とグローバルREITにも投資しますが、REITも大分上がってきたなぁという印象ですので、この状況が続けばREITの比率は冬だと見直すかもしれません。
で、この比率を投資したときの米国株に対する相関性や債券一本の時のパフォーマンスと比較してどうなのか気になったので調べてみました。
米国債券総合:米国長期債:新興国債券:グローバルREIT=2:2:1:1のパフォーマンス
今回投資を行う比率はBND:BLV:VWOB:REET=2:2:1:1なので、シンプルに米国債に絞ったBND:BLV=1:1のときと比較します。

ポートフォリオ1がBND:BLV:VWOB:REET=2:2:1:1、ポートフォリオ2がBND:BLV=1:1でS&P500と比較した結果が以下の通り。

新興国債券とグローバルREITを3分の1組入れたことで、米国株のとの相関性は大きく上昇。
ただし、CAGRや年次リターンに関してはポートフォリオ1の方がよいという結果になりました。
なんで米国株との相関性が上がってるんだと細かく見てみたら、REETは米国REITの比率が高いので仕方ないとしても、新興国債券のVWOBも相関性高めなんですよね。

米ドル建てなのもあるでしょうけど・・現地通貨建てだとリスク取り過ぎと考えるのでとりあえずはVWOBをチョイスしますが。
ちなみに年次リターンは以下の通り。

2015年2021年と米国債の方がマイナスで負けるという展開もあるだけに、個人的に株式以外はこれくらい分散しておいて悪くないかなといまは考えています。
ともあれ人がこれを買えば儲かる的にもてはやして、イナゴが群がってるところには余り近寄りたくないレベルで性格が捻くれておりますので、人が騒いでないところにコツコツ投資をしていきたいです。


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