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関東在住福岡人のまったり投資日記

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セミリタイア

FIREの知名度が上がり始めて問題点を指摘する記事が出てきたが、仕事に収入以外で意義を見いだせる人は少ないと思う

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FIREという単語の知名度は一昨年末グラント・サバティエの本が出て、2020年になると関連書籍も出始めた影響で上がってきていると思います。


そんな状況下ですが、FIREに対して問題点を指摘する記事が夕刊フジとか日刊ゲンダイに載っているようで、それに対する反論記事を先週頃から見かけるようになりましたね。

「FIREへの反論」に反論してみる | Synergetic LifeStyle Blog

最近あまりにもFIRE(Financial Independent, Retire Early)という言葉が一人歩きして、そのライフスタイルが過度に持ち上げられたせいか、その問題点を指摘する記事をよく見かけるようになりました。
そのような反論記事の多くは、「仕事=生きがい」の人によって書かれた論評なので、FIREを目指している人は全く気にする必要はありません。
だいたい「自分の人生がどうあるべきか」について他人にどうこう言われたくないですよね。無論、私も仕事一筋の人生を否定するつもりは全くありません。それはそれで素晴らしいことで、単純に私と指向が違ったというだけです。

そもそも夕刊フジや日刊ゲンダイの購読者層がどんな層かと言ったら、販売網からいって50代以上の関東近畿の都市圏だから、買ってる層とFIRE目指す層では人生観が異なりすぎるのでそりゃこんな内容になるよなと。

日刊ゲンダイの購読者層とか共産主義・社会主義寄りの反権力なんだから、購読者層が株式投資に行き着くとも思えませんが・・

ちなみに書いた人の経歴見ましたが夕刊フジの方は非常勤講師とかやってる方のようですが、日刊ゲンダイの方の人のwikiは2010年ころまでの情報が大半で自分で書いたんじゃないか?レベルの情報まで載っていてそもそも書いてる人のレベルが微妙な気もします。

やっぱりUFOやUMA、手乗り宇宙人のミイラの情報が載ってる東スポがぶっちぎりで夕刊紙ナンバーワンなのは間違いなさそうです。※政治思想も比較的偏りないです。

話を本題に戻して、「仕事とは意義を与えてくれるものである」といった考えはまぁわからんでもないのですが、現実的に収入以外で意義を見いだせる人は少ないんじゃなかろうかと。

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現実的に収入以外で意義を見いだせる人は少ないと思う


日本において内閣府が調査した結果だと、仕事をする目的として、実に84%が「収入を得るため」と回答。

FIREなどしないで「使命」を全うすべきなのか? - FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記

FIREという言葉が人口に膾炙するにつれて、その反対派も増えてきました。曰く、「一番大事なことはお金ではなく自由だという考え方ですが、これが間違っています。一番大切なことは使命を全うすることです。」 なるほど。筆者のこの考えに対していろんな意見が出ていますが、そもそものロジックの怪しさから、FIREについて改めて考えてみたいと思います。…

まぁ、現実的にそうだろうなと思うのです。

例えば1億あったら仕事辞めますか?という質問の場合、家庭持ち、子持ちとかいろいろな条件が重なると辞めないという人はそれなりに出てくるでしょうが、家族含めて十分に養える金額があったら仕事辞めますか?という形に変わると辞める人が増えるでしょう。

なので「好きを仕事に」っていうフレーズが意識高い系から出てくるのでしょうけど、好きなことイコール稼げる仕事というわけでもないからこそ、結局行き着くのは「仕事は生活のためのお金を得るために仕方なくやっているもの」となるかと。

結局「好きを仕事」と「仕事は生活のため」は交わることがないので、議論的に並行になっちゃうんでしょう。

好きを仕事にしても専念できない


身内とか交友関係とか取引関係で、自治体、医療系、IT、製造業、官公庁、研究所、大学といったところに勤務してる人たちを見てきました。

この中で好きを仕事にという意味では研究所と大学がマシかなと。あとは「達成感」「社会的意義」「人の役に立つ」というのが大きい印象です。

ただ、天職に巡り会えたとしても、配置換え的なことをそのタイミングでやるかというのは多くあって、もちろん以前とは違って配置換えの意味とかをものすごく丁寧に説明するようにはなってると思いますが、これが数年おきとかにやってる場合もあるので専念できない、顧客や関係社員との関係を1からリセットというのはきついものがあります。

とくにITと製造業はそれを強く思う事例も見てきましたし。

加えてこれは上記で上げたどの業種にも通じるのですが、自分だけではなく、顧客・協力会社・上司・部下という人間関係の線が広がって自分ではどうしようもできない部分ができます(それを含めての給料とは思いますが)。

これにお金が絡んで来るとまぁ、仕事のやりがいなくす人は多いかと。

フリーになるという手も好きを仕事にという意味では選択肢になるのでしょうか、お金と人間関係の線は切れないので、専念できる仕事って限られてると思うんですよね。

わたしも仕事は嫌ですがたまに充実感を感じることもあります。でも、数日もしないうちに金なり人間関係(主に相手がミスした、指示が現実に即していない、客のクレームetc)が発生してモチベーション下がるとなるのです。

で、実際に体やメンタルを壊したり、体調不良なのに出張してホテルで亡くなったというのを多数見てきたからこそ、自分がそうなる前に一つの選択肢としてFIREやセミリタイアを考えています。

記事中の想定は個人的に完全に仕事を辞めるという感じで書かれてますが、個人的に40代で仕事面をダウンシフトして人より早めに仕事からフェードアウトぐらいな感じを意識しているのでその面はカバーできてるかと思います。

ともあれFIREという生き方も許容するというのがリベラル的な考え方となると思います。

仕事柄それを目指すと会社関係に一言も言う気になれませんが、一概に否定ではなくそういう生き方もありという考えを持つ人が増えてくれればと思う今日この頃です。

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