モデルナはいつの間にかiシェアーズ NASDAQ バイオテクノロジー ETF(IBB)の組入れトップになっている
両親はモデルナワクチンの接種を7月初めに完了しているのですが、1回目の接種から複数回聞かれるのはモデルナと武田の関係はどうなってんだ?ということ。
親から武田モデルナなら日本に工場つくって東南アジアに供給すればいいのにと言ってたのですけど、気になって調べたら先週の5000万回追加供給の件の記事を読む限り、国内の製造販売承認も得られてないようなので、いろいろと壁がありそうです。
武田薬品 厚労省、モデルナ社と新型コロナワクチン5000万回接種分を追加輸入・供給で合意 | ニュース | ミクスOnline
武田薬品は7月20日、モデルナ社および厚労省との間で、同社の新型コロナウイルス感染症ワクチン5000万回接種分を追加輸入・供給することで合意したと発表した。2022年初頭に輸入し、日本国内に供給する。今回の合意には、モデルナ社が開発している変異株に対応するワクチンや追加接種に用いるワクチンについて、厚労省から製造販売承認が得られた場合を想定した国内供給分も含まれている。
武田薬品・ウェバー社長 「パートナーシップの社内カルチャー醸成」に自信 コロナワクチン提携で | ニュース | ミクスOnline
武田薬品は6月29日、大阪市内で株主総会を開いた。クリストフ・ウェバー代表取締役社長CEOは、新型コロナワクチンへの取り組みについて、「自社での開発が難しいと判断し、素早く戦略的パートナーシップを結んだ。技術移転を完璧に行い、まず日本に導入し、他の国にも展開したい」と意欲をみせた。同社は米モデルナ社、ノババックス社と提携を結び、国内への新型コロナワクチン供給に向けた体制整備を進める。米モデルナ社とは追加供給の協議に入っており、ノババックス社のワクチンについては「22年の早い段階」での供給を見据えている。
しかもここに来て大きくまた上げてるんですね。
いつの間にかiシェアーズ NASDAQ バイオテクノロジー ETF(IBB)の組入れトップになっているモデルナ
モデルナのパフォーマンスがどうなっているかというと設定来のパフォーマンスは以下の赤。

青がファイザー、緑がバンガードのヘルスケアセクターETF(VHT)、ピンクがS&P500になります。
ファイザーと対称的で、直近でも急上昇していることがわかります。
バイオテクノロジー企業区分なので、iシェアーズ NASDAQ バイオテクノロジー ETF(IBB)を調べてみたら、いつの間にか組入れトップになってました。

上場が2018年後半で以前書いたVHTとIBBの違いを調べたときには組入れゼロ。
ヘルスケアセクターETF(VHT)のバイオテクノロジーETF(IBB)の違いを調べてみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記
個人的に将来伸びて且つ過去のデータからは下落相場に強いということで、ヘルスケアセクターに投資する比率を上げております。同時にヘルスケアと関連深いバイオテクノロジーにも興味があります。ITバブルの2000年頃にはバイオバブルもあったと会社の長老は話しておりましたが・・なんでバイオにも着目しているかというと、4年前に超・株式投資 (Modern Alchemists Series No. 122)というオプションの話について書かれた本を読んだ...
ちなみに上場後にティッカーシンボルをMRNAに途中から変えてるようです。
ワクチン開発もポートフォリオで行っているようですが、2020年10月の発表では、1億5700万ドルの売り上げに対し、2億3300万ドルの損失を出していたそうです。
ワクチン供給が遅れて韓国の接種数が横倍になってたりしますが、決算がどうなるかは気になるところです。
ともあれヘルスケアセクターにもこういう企業があると思いますし、SARSなど定期的に感染症が中国発で起きてるのをみますとワクチンの重要性は高まってくと思います。
その意味でヘルスケアセクターに重点的に投資をしたいと考えています。


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