マネックス証券で米国株定期買付応援キャンペーンに入ってる、グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF(QYLD)
マネックス証券では7/16から2ヶ月間、買付手数料(税抜)を全額キャッシュバックする実質無料の定期買付応援キャンペーンが行われてます。
その対象に米国上場ETFが10銘柄選ばれています。
米国ETF10銘柄対象 米国株定期買付応援キャンペーン | 最新情報 | マネックス証券
マネックス証券では2021年6月6日(日)より、米国株取引において、定期買付サービス(配当金再投資・毎月買付)の取扱いを開始いたしました。おかげ様で、開始1ヶ月当サービスのご契約件数が1万件を超えました。皆さまのご愛顧に感謝し、定期買付サービスで人気の米国ETF10銘柄の買付手数料(税抜)を全額キャッシュバックするキャンペーンを実施いたします。
その中でやや異彩を放っているのが「グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF(QYLD)」です。
ナスダック100指数の株式を購入し、カバード・コールの売りで利益を生み出そうとするもので、対応する同一指数のコール・オプションを売却します。
超・株式投資で読んだのですが、自分ではうまく行えるほど理解もできず自信もないので諦めてる手法でもあります。
そんなQYLDについて詳細を調べてみました。
コールオプションとカバード・コール
そもそもコールオプションやカバード・コールとはなんぞやと思う人もいるかと思いますが、コールオプションは株などの資産を、定められた期日に、定められた価格で買う(または売る)権利の取引がオプション取引です。
買う権利が「コールオプション」、売る権利が「プットオプション」になります。そして、オプションの買い手は、売り手に対してオプションプレミアムを支払います。
カバード・コールは原資産(株式など)を保有しつつ、コールオプションを売る戦略で、一定以上の株価上昇の利益を放棄する代わりに、対価としてオプションプレミアムを受け取ることになります。
株価の上下に関わらずプレミアムを受け取れる一方、一定以上の株価上昇の恩恵は受けられないというデメリットもある戦略です。
グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF(QYLD)
グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF(QYLD)は経費率0.60%で、2013年に設定されたETFになります。
NASDAQ100指数に投資ということで配当?となるのですが、QYLDは毎月分配が1つの特徴ともいえます。
米国株関連で毎月分配の株式ETFというと、優先株のPFF(緑)とダウのDIA(青)あたりが思い浮かびますが、パフォーマンスを確認してみると以下の通り。

水色がQQQ(NASDAQ100)、ピンクがS&P500なわけですが、赤と水色を比較するとカバード・コール戦略を取ってるので値動きは抑えられています。
他の毎月分配のETFと比較するとダウのDIAはS&P500と比較してもそれなりにパフォーマンスを示していますが、PFFほどではないものの株価上昇の恩恵は少ないように見えます。
毎月分配なので配当利回りはどれくらいなのかbloombergの直近配当利回りで調べてみたところ以下の通り。
- QYLD 11.81%
- PFF 4.58%
- DIA 0.70%
- VOO 1.31%(参考)
配当利回りはの高さはカバード・コール戦略のだからこそかもしれません。
ETFの詳細を理解したうえで経費率の高さとかを受け入れる許容度があるならば投資をしてみてもいいETFじゃないかと考えます。


フォローする Follow @garboflash
更新情報を受け取る

- 関連記事
-
- ヘルスケアセクターの中でもバイオ関連を上回るパフォーマンスを見せている iシェアーズ米国医療機器ETF(IHI)
- 改造着手から2年経過した2021年7月終了時点の海外ETFのポートフォリオ公開するよ
- マネックス証券で米国株定期買付応援キャンペーンに入ってる、グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF(QYLD)
- KXIやIXJなどiシェアーズのグローバルセクターETF含め25本がコスト引き下げへ
- MSCIの指数がある東欧やバルカン半島、バルト三国の9か国の現状を調べてみた