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関東在住福岡人のまったり投資日記

関東在住の三十路福岡人が海外ETF、インデックスファンド等の投資について語ります
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Top Page > 海外ETF > レラティブ・ストレングス > 新興国株の下落も一段落?海外ETFのレラティブ・ストレングス改め移動平均投資確認2021年8月度編
レラティブ・ストレングス

新興国株の下落も一段落?海外ETFのレラティブ・ストレングス改め移動平均投資確認2021年8月度編

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移動平均線を用いた手法であり株式投資でもモメンタム効果に近いものが得られる投資法であるレラティブ・ストレングス。

それを主要な海外ETFの値動きに適用して確認し、移動平均線を見ながら相場の転換点(BUYシグナル→SELLシグナル、SELLシグナル→BUYシグナル)が近いかを確認するのに役立てるというのがこのシリーズの主な目的です。

概要と検証記事

レラティブ・ストレングスってナンだ!?
レラティブ・ステトレングスその2~検証編~
レラティブ・ステトレングスその3~調査結果の記録~

3,6,12ヶ月リターン計算方法
①3ヶ月リターン = 直近月末価格 ÷ 直近月末から3ヶ月前の月末価格 - 1
②6ヶ月リターン = 直近月末価格 ÷ 直近月末から6ヶ月前の月末価格 - 1
③12ヶ月リターン = 直近月末価格 ÷ 直近月末から12ヶ月前の月末価格 - 1
④3,6,12ヶ月リターンの平均 = (①+②+③)÷3
⑤12か月移動平均 = 12か月分の合計÷12
⑥3,6,12ヶ月リターンの平均がプラス 且つ 市場価格が12カ月移動平均を上回った場合BUY、それ以外はSELL。

前回の結果は以下の通りです。

先進国は順調だが、新興国の下落が目立つ。海外ETFのレラティブ・ストレングス改め移動平均投資確認2021年7月度編 - 関東在住福岡人のまったり投資日記

移動平均線を用いた手法であり株式投資でもモメンタム効果に近いものが得られる投資法であるレラティブ・ストレングス。それを主要な海外ETFの値動きに適用して確認し、移動平均線を見ながら相場の転換点(BUYシグナル→SELLシグナル、SELLシグナル→BUYシグナル)が近いかを確認するのに役立てるというのがこのシリーズの主な目的です。...

ドル建てで先月はどうだったのか確認してみます。

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債券のETF

    TLT(長期債) SELL
    LQD(投資適格社債) BUY
    BND(米国債券) SELL
    JNK(ジャンク債) BUY
    BLV(米国長期債券) SELL
    VCLT(米国長期社債) BUY
    EDV(超長期米国債) SELL

REITのETF

    IFGL(米国除くREIT) BUY
    IYR(米国REIT) BUY

セクターETF

    KXI(世界生活必需品) BUY
    IXC(世界エネルギー) BUY
    IXJ(世界ヘルスケア) BUY
    VDC(米国生活必需品セクター) BUY
    VHT(米国ヘルスケア・セクター) BUY

高配当系ETF

    HDV(高配当) BUY
    VYM(高配当) BUY
    VIG(連続増配) BUY

小型株とVTと米国外ETF

    VT(全世界株式) BUY
    VSS(米国除く小型株) BUY
    VB(米国小型株) BUY
    VBR(米国スモールキャップ・バリュー) BUY
    VBK(米国スモールキャップ・グロース) BUY
    VXUS(トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)) BUY
    VGK(ヨーロッパ) BUY
    VWO(エマージング・マーケッツ) BUY
先月からBUYとSELLの変化はありませんでした。

債券ETFも横倍で落ち着いていて、7月に急落が目立った新興国株式ETFも持ち直しました。

BNDの価格を個人的に指標にしているのですが、コロナショック前の最高値圏である85ドル前後くらいまで下がってくれれば今月の配当再投資はリバランスで行こうと思ったのですが、なかなかその水準までは下がらないのが現状です。

このまま年末まで様子を見ますが、年末もこの水準ならREIT増やすなり、長期債比率高めとかも考えたいと思ってます。

米国株や先進国株は堅調なのですが、持ち直した新興国株はまだ先行きに怪しさがあるかと。

要因としては比重が高い中国に関してで、確かに世界の中で割安と思いますし、トルコとかロシアとか内部含めてきな臭さがある国よりも今後伸びそうな企業があり市場はでかい。

とはいえここ最近のゲームとかまで抑えるようになったのを見ますと、伸びしろを世界中から期待されていた15~20年前とは国の雰囲気も変わってる感があるので、トップが変わらない限り分散投資以外で手を出さない方がよさそうというのが個人的な意見です。

まぁ、長期政権だからそれが変わった後混乱は民主主義の国でも起こってることですけど。

最近「資本主義だけ残った」という本を読んだのですが、共産主義が潰えて現代世界における唯一の経済システムとなった資本主義について考察した内容で、欧米や日本で見られる民主主義、個人の自由などが結合したリベラル能力資本主義と、中国などの国家主導型の政治的資本主義の二つを考察しています。


何で中国で腐敗が問題になるのかに関してもよくわかる考察がされてますが、政治的資本主義は高い成長率と効率的な行政を永久に気を抜けないというのは腑に落ちるもの。

社会的な施策で失敗したら取り返しがつかない確率が高いという点を指摘していて、そのリスクは政治的資本主義の国では意識して投資した方がいいだとうなと思いました。
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