10年前投資を始めたときに投資していた6つのインデックスファンドの過去10年パフォーマンスを調べてみた
投資を始めて10年の節目を迎えましたが、最初に投資をしていたのはインデックスファンド6本でした。
その後、1ヶ月経ってeMAXISのバランス型ファンドに投資を始めて最初の年に投資をしていたのは厳密にいえば8本と言ったところでしょうか。
投資を始めて10年が経過しました。 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
投資を開始するために口座を開設したのが2011年の9月になりますので、今月で10周年となります。なぜ投資を開始するようになったかの経緯ですが、とある先輩から本を読んだ方がいいと言われやってみるかという感じで本を読み出したときに読んだのが「20代で知っておきたいお金のこと」でした。...
北村慶氏がeMAXISバランス(8資産均等型)を10年積立投資した結果を載せてましたが、それを見て最初に投資していたファンドのパフォーマンスはどうなったのかなと。
ということで現状や10年間ののパフォーマンスを調べてみました。
最初に投資していた6本のインデックスファンドのパフォーマンス
最初に投資をしていたインデックスファンドは以下の6本です。
eMAXIS先進国株式インデックス +302.56%
eMAXIS先進国債券インデックス +59.70%
eMAXIS新興国株式インデックス +105.00%
eMAXIS新興国債券インデックス +29.75%
外国株式インデックスe +309.70%
外国債券インデックスe +62.67%
評価損益も追加していますが、外国株式と外国債券同士でもなぜ差が発生しているのかよくわかりませんが・・
ちなみになんで先進国株式と先進国債券2本ずつ投資しているかというと、コスト差はないけどCMAM(当時の呼び名)とeMAXISがコスト競争を引っ張る感はあったのでそれぞれ2本ずつ投資してました。
加えて国内株式は当時の状況からチョイスしてなかったんですね。
ほんとの底で投資をしてればというのはいまから言っても仕方ないことですね。地上波のニュースなど周りに流されないことが大事だと思います。
10年経ってeMAXISはSlimシリーズを出すという形で低コスト化を進めたわけですが、別ファンド出す形になるとは当時思いつきませんでした。
iシェアーズがバンガードに対抗するため同じカテゴリのETFを出したのでそれが契機だったかもしれません。2015年くらいでしたが。
では、この10年どれくらい上がったのか、インデックスeと差はないのでeMAXISの先進国債券、先進国株式、新興国債券、新興国株式の4つのパフォーマンスを調べてみました。
まずはeMAXIS先進国株式インデックス。

実に10年で4倍。米国株好調とはいえ他の先進国も上がっていることの証左かと。
続いてeMAXIS先進国債券インデックス。

あくまで株式の下落のクッション的な感じで投資をしているのが債券ですので、これだけ上がってくれていればいい結果といえるかと思います。
3番目にeMAXIS新興国株式インデックス。

新興国に関しては当時から伸びる伸びるといわれてたわけですけど、じゃあ10年でこの程度で取ったリスクに見合うのかというと微妙なんじゃないかとこの10年でいろいろとあったことからも思いますね。
最後にeMAXIS新興国債券インデックス。

個人的には先進国債券よりも上昇を期待していましたが・・これが10年前期待したものから想定外だったかなと思います。
ともあれこの10年は恵まれていたということは忘れないようにしないと、次の10年は1970年代や2000年代の再現も結構ありえるかなと考えています。
幸運にも当時から資産規模は6.5倍くらいになってることから、今後もリスクを考えて守りながら増やすのスタンスでセミリタイア方向に舵を切って行ければなと考えています。


フォローする Follow @garboflash
更新情報を受け取る

- 関連記事
-
- 「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2021」に投票しました。
- SBIアセットマネジメント、「ESG・ネット・ゼロ」「ESG・ジェンダー」の低コストESGインデックスファンドを設定
- 10年前投資を始めたときに投資していた6つのインデックスファンドの過去10年パフォーマンスを調べてみた
- 野村インデックスファンド・先進国ESG株式がFunds-iシリーズ最低レベルのコストで新規設定。確かに先進国ESG投資のパフォーマンスは好調ではある。
- eMAXIS Slim表彰台独占が崩れたFund of the Year 2020