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関東在住福岡人のまったり投資日記

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投資哲学・投資理論

過去10年の恵まれた相場の波に乗れたので、今後10年はリターンの低下も想定しておきたい

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投資を始めて10年経ったわけですが、10年前を振り返ると投資のとの字も出てこない状況でしたし、いまのコロナほど自粛という感じはありませんでしたが、東日本は少なくとも自粛という空気はありました。

そういうタイミングで投資を始めたというのは幸運でしたし、おまけにその後のアベノミクス相場とかにも乗れて相当恵まれてたと思うのです。

個人的にそういう恵まれた期間で資産を始めた当初から7倍近くまで膨らませることができたからこそ、今後は株価の調整が来ても下落耐性を示すよう一極集中は避けた方がいいと考えています。

投資初心者に是非読んで欲しい「金融のプロが実はやっている最もシンプルで賢い投資の結論」 - 関東在住福岡人のまったり投資日記

投資を始めて10年になりますが、当時から情報が古くて新しい本を出してくれないかなと思ったのが北村慶氏関連の本。「大人の投資入門」とか「ETFとは何か」とか「貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント」などです。...

とくにちょうど10年バランス型ファンドで運用したらの実例が載っていた「金融のプロが実はやっている最もシンプルで賢い投資の結論」の中で示されていた長期運用のデータを見てよりその思いは強くなってますね。

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長期投資の収益率とインベストメントを考えると今後過去10年が再現する確率は低い


以下はチャールズ・エリスの敗者のゲームを参考に作成した米国株と米国債の年平均のリターンの図ですが、これを見てふとこの10年で見るとどうなのかと。

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米国株の場合、S&P500のETFで見て年平均14%とかですから、分布的にかなり上の方だと思います。

かなり上の方と言うことはそろそろ下の方のパフォーマンスの10年も来る可能性は10年前より高いんじゃないかと。

これは債券にも言えることで、BNDなんかもコロナショックを経て高い水準の価格。

債券も過去10年再現は難しいでしょう。

一応アメリカの場合は金利低下余地ありますけど、マイナス金利な欧州や日本はちょっと難しいので、先進国債券のファンド買ってる場合はこれまでとは違うというのはあるかなと思います。

個人的にはいまある資産を調整が来てもあまり減らさないで済むという方向に舵をきりつつありますが、一方でもうちょい増やさないといけないなというのが正直なところ。

となるととりあえずは一極集中せず相関性の低い資産に分散かなと考えています。

株に関しても同様で5,6年前はアメリカ集中な感じにしてましたが、いまは米国外先進国への比重を増やす方向で動いてます。

例えば日本株は過去10年年平均7%程度なんですが、以下の日経平均で見ると過去10年のパフォーマンスは頭抜けてよかったというわけでもない。

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もちろん高度成長期やバブルの数値が押し上げてるのもあるでしょうけど、これだったらそこまで大崩れもないのでは?という印象を持ちます。

ともあれ5年くらい前にもボーグルあたりは米国株のパフォーマンスは6%に低下するということを述べてるように恵まれた2010年代の再現は難しさがあるのは間違いないところ。

それを考慮した上でどう目標資産の当面のゴールまで近づけていくか試行錯誤するのがこの5年という意識でいます。

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