マスターカードやVisaがテクノロジーセクターから金融セクターに移るならば、バンガード・ラッセル1000グロース株ETF(VONG)も悪くないかも
先週マスターカード、Visa、ペイパルが2022年金融セクターに変更されることを記事にしましたが、テクノロジーセクターはただでさえマイクロソフトとアップルのワンツー体制が強化されてしまうという結果になります。
マスターカード、Visa、ペイパルが2022年金融セクターに変更される模様 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
3年前にS&Pのセクター分類の内容が大きく変更されてコミュニケーションサービスセクターが誕生しました。実態としては情報技術セクター(テクノロジーセクター)の分割的な意味合いもあったように思われます。...
GAFAMやテスラ、NVIDIAあたりをカバーしつつ、VISAやマスターカードにも投資しているETFあるかと思って、グロース関連のETFを見てたら、「バンガード・ラッセル1000グロース株ETF(ティッカー:VONG)」なんかいいんじゃないかと。
GAFAMやテスラ、NVIDIAあたりをカバーしつつ、VISAやマスターカードにも投資しているバンガード・ラッセル1000グロース株ETF(VONG)
VONGがいいんじゃないかと思ったのは組入れ上位20社の構成が以下の通り。

GAFAMがトップ6を占めてますが、その後にはテスラ、NVIDIAの後にVisaやマスターカード、ペイパルが続いています。
10位台もナイキ、ペプシ、アクセンチュア、ネットフリックス、アドビと揃ってるのでいいかなと。
セクターに関しては当然グロース株なのでテクノロジーセクターが5割超えになっていますけど、QQQよりは10%くらい低い水準になっていますし。

では、パフォーマンスはどうなっているのか?過去1年だとS&P500やQQQとほぼ変わりません。

ただ、過去5年とか10年に伸ばすとQQQが圧勝という形になりました。

これはQQQの方がテスラやNVIDIAの比率が高いのがあるかと思います(VONGの方が組入れ銘柄数が多い)。

とくにコロナショック後VONGやS&P500との差を広げているのに大きく寄与しているかと。
個人的にはQQQはTQQQの人気っぷりとか見るとやや過熱気味と思ってる節がある一方で、マイクロソフトなどずーっとNASDAQにいる大企業も多いというのがあるのは長期的にも悪くないのでは?というのもあるんですよね。
その意味でVONGはQQQやVGTの代替の投資対象として悪くないのではないかなと考えています。


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