先月上場のプロシェアーズ・ビットコイン・ストラテジーETF(BITO)の出だしはまずまずか?
先月2本のビットコイン先物ETFが上場されました。
10/19に上場したのが、プロシェアーズ・ビットコイン・ストラテジーETF(ティッカー:BITO)で、その数日後にバルキリー・ビットコイン・ストラテジーETF(ティッカー:BTF)でになります。
バルキリーってプロファイルとかマクロスを思い浮かべたくなりますが、仮想通貨資産管理を手がけるヴァルキリー・インベストメントが設定したETFになります。
まぁ、購入するとすれば他のETFの運用実績を考慮するとプロシェアーズの方がよいと考えます。
で、実際に2本同時期に設定となったわけですが、実際の資金の流入などはどうなってるのか調べてみました。
直近3週の米国上場ETFの資金の流入でも9番目に多い
話題を集めたプロシェアーズ・ビットコイン・ストラテジーETF(ティッカー:BITO)ですが、どの程度資金が流入しているかを見ますと、10/19上場なので10/18からの資金流入を見ると、全体で流入が9番目という結果に。

ビットコイン先物なので現物の方がという人もそれなりにいる中でこれはまずまずじゃないかと思いますね。
資産規模はどうなっているかというと以下の通り。
プロシェアーズ・ビットコイン・ストラテジーETF(ティッカー:BITO) 13.1億ドル
バルキリー・ビットコイン・ストラテジーETF(ティッカー:BTF) 5236万ドル
やはり運用実績的にプロシェアーズの方がありますし、数日早かったというだけで資産規模も段違いという感じですね。
とはいえプロシェアーズも建玉上限超えのリスクという話もあるので注意は必要だと思います。
ビットコインETF、先物の建玉上限超えのリスク-プロシェアーズで(Bloomberg) - Yahoo!ニュース
(ブルームバーグ): 暗号資産(仮想通貨)ビットコイン先物に連動する米国で初の上場投資信(ETF)には取引開始からわずか数日で、その高い人気があだとなるリスクが生じている。
ただ、先物ETFというとUSO、コモディティ混ぜたGSGとかがこの15年でどうなったかを知っていると、どうも同じことが起きるんじゃないかと思う節があるので大きく投資する対象じゃないとは思います。

ともあれ上場した勢いがこの後もつづくのか観察していきたいと考えています。


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