レイ・ダリオ率いる世界最大のヘッジファンド、久々にVWO、EEM、IEMGの新興国株式ETFを買い増し
4半期に1度のアメリカの著名ヘッジファンドが証券当局へ提出した資料が公表され始めました。
個人的に確認しているのは、海外ETF中心に投資するレイ・ダリオ率いる世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエーツです。
海外ETFが中心のポートフォリオで、リスクを考慮したポートフォリオですので、インデックス投資をする人でも参考になる面は多いかと思います。
今年6月時点のポートフォリオでは個別株の比率を増やしている状況でしたが、3ヶ月経過してどう変わったのか?
レイ・ダリオ率いる世界最大のヘッジファンド、ウォルマートやコストコ、JNJを買い増しバークシャー・ハサウェイのようなポートフォリオになりつつある - 関東在住福岡人のまったり投資日記
4半期に1度のアメリカの著名ヘッジファンドが証券当局へ提出した資料が公表され始めました。個人的に確認しているのは、海外ETF中心に投資するレイ・ダリオ率いる世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエーツです。...
ブリッジウォーター・アソシエーツのポートフォリオ組み入れ上位変遷(2021年9月編)
著名な投資家のポートフォリオを確認できるウェブサイトiBillionairが2020年の1月でサービス終了したため、コチラで確認してましたが、今日の朝まで更新なし。
ということで別のサイトで見つけた値を参考にしました。
6月末時点ではP&G、ジョンソン&ジョンソンあたりも組れ上位に入ってきて比率が高まってきていました。

それが一変VWO、EEM、IEMGの新興国株式ETFを大きく買ってS&P500を抜いてワンツースリー体制になりました。

ウォルマート、P&G、ジョンソン・エンド・ジョンソンは売却しているようですが、コカコーラ、ペプシ、スターバックス、コストコあたりは買い増ししているようです。
ちなみに売却と購入の多いものを見ると金ETFも結構買ってるようです。

セクター別で見ると新興国株の比率を上げた影響か金融セクターの比率が上がりました。

中国関連を大きく買ってる感じではないですが、新興国株式を割安とみての行動でしょうね。
個人的に賭けとしては面白いと思う一方、中国の比率高い新興国株ETFでどうかなぁという印象もあります。
S&P500の比率はまたまた過去最低を更新
S&P500と新興国株のETFでポートフォリオの7~8割を占めていた期間が長かったわけですが、この比率は低下して20%切るれべるになっていました。
その流れが9月末で修正された感じがあります。


一方、S&P500 ETFの比率はまたも若干下がって過去最低を更新しています。
今年に入ってからの米国個別株の買い増しから若干修正して新興国の比率を高め始めて方針を転換したように見えます。
これが果たして吉と出るか凶と出るのか3ヶ月後が気になるところです。


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