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関東在住福岡人のまったり投資日記

関東在住の三十路福岡人が海外ETF、インデックスファンド等の投資について語ります
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【悲報】サクソバンク証券、法令上国内では売買できないETF(ARKK,MTUMなど)の存在が判明し、買付け可能なETF銘柄が大幅に減ってしまう【不祥事4冠達成】

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金曜、土曜でない限りわたしは12時には寝てるんですが、朝起きたらサクソバンク証券からメールが来ているのを見つけました。

ETF/ETNの一部銘柄における新規購入停止のお知らせと代替取引(CFD)のご案内 | サクソバンク証券

この度、当社がご提供しているETF/ETN(現物とオプション)の銘柄に、本来であれば法令上、国内ではご提供できない銘柄が含まれていることが判明しました。つきましては法令順守のため、本日11月15日より、当該銘柄における現物、オプション取引の新規買付け注文の受付を制限させていただきます。当該銘柄においては本日より新規買付けが出来なくなります。
なんだこれと記事を読むと2021年11月15日以降買い付け可能なETFは375銘柄に減っていて、わたしが購入しているETFが一本も載ってません。

おまけにCFDなら買えるとか書かれていて、いや流石にそれでいいのか?といいたくなります。

この度の新規買付制限となるETFの多くは引き続きCFDとしてお取引いただけます。ご購入をご検討されていたお客様におかれましては、外国株式・ETF/ETN CFD のお取引をご検討いただけますと幸いです。

わたしにメールが来たのは11/16の0:10で既に11/15のアメリカ市場は始まってるわけで、ちょっと運営上的にヤバイだろと思いますし、金融庁なんとかしないといけないレベルにきつつあると思うのですが。

加えて11/16の夕方過ぎにSaxoTraderGO上で対象外のETFの発注を出そうとしても何も警告は出てませんでした。
saxobank-reet.png

このガバガバっぷりを見ると監査が入ってばれたんじゃないかと思いたくなります。

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1年半経たずに不祥事の4冠達成


昨年7月の「個人情報流出」から、12月に「2年間外国証券取引における配当の国内源泉徴収を行っていなかったことが発覚」、今年の2月に「他人の配当が「誤表示」されてメールで送られてくる」と証券会社的に突き抜けた不祥事3冠を達成しました。

サクソバンク証券で個人情報流出が確定したので、調査結果を整理してみる - 関東在住福岡人のまったり投資日記

サクソバンク証券で個人情報の流出の連絡があったのが7月だったのですけど、それから音沙汰なしだったのでなにもなかったんかな?と思っていました。9月は株式ETFの配当がある月ですし、個人的に配当再投資で3ヶ月に1回の投資金額が増える月ですので、粛々と配当再投資を開始した週に「【調査結果のご報告】サイバー攻撃による個人情報流出について」というメールが来ました。...

[悲報]サクソバンク証券、2年間外国証券取引における配当の国内源泉徴収を行っていなかったことが発覚する - 関東在住福岡人のまったり投資日記

ふるさと納税を12月に3件申し込んだのですが、福岡県某市は1週間で届くということがあり、残りの2件の内1件も1ヶ月以内発送なので、昨日家で仕事中インターホンがなったときはふるさと納税の商品が届いたと思ったんですよ。そしたらなぜか「書留でーす」と郵便局の配送員がいて、なんでこの時期に書留と思って、宛先を見たらサクソバンク証券からだったんですよ。...

サクソバンク証券の他人の配当が「誤表示」されてメールで送られてきた件、システムエラーでわたしの配当履歴が他人に送られているの確定 - 関東在住福岡人のまったり投資日記

サクソバンク証券で他人の配当履歴が来てることが2月中旬にあったのですが、昨年末の配当の国内源泉徴収を行ってなかったトラブルと異なり、一部の人に限定されていたようです。...

そしたら今度は「提供しているETF/ETN(現物とオプション)の銘柄に、本来であれば法令上、国内ではご提供できない銘柄が含まれていることが判明」して、これまで購入可能だったETF/ETN買えなくなりますで4冠達成とついにミスターシービーとコントレイルに並びました。この勢いならば5冠馬のシンザンとナリタブライアンに肩を並べるのも遠くないでしょう。

これでDRIPが主要な米国上場ETFで可能以外売りがなくなり、わたしのような大手ネット証券で買えない銘柄を買えるから口座作った人間にとってはもはや何のために口座開いてるのかわからなくなりました。

確定申告も配当分面倒くさいですしね。

メインの証券会社(SBI)の10分の1もない資産金額ですが、2年かけてそれなりに膨らんできた状況でこれですから、ほぼ塩漬けの口座にするつもりですし、4半期に1回配当確認くらいしかしなくなるでしょうね。

金融庁もガバガバじゃないか疑惑と欧州株や欧州上場ETFはOKの謎


個人的な運用方針については12月入るまでに大幅に変更になるためこれから考えますが、このニュースで気になった点が2点。

まずは金融庁がサクソバンク証券の法令上国内では売買できないETF/ETNが取引できる状況を数年野放しにしてたという件。

証券会社の取り扱い可能なETFは少なくとも大手ネット証券3社が横並びで従っているのを見ますと、暗黙の了解的な感じになってるのかもしれませんが、逆に監視できてなくていいのかという気がします。

もちろん去年の個人情報流出と源泉聴取の件で金融庁の尻尾を踏んだのもあるでしょうけど。

もしかして特定口座作らなかったらアングラ的な存在で黙認だった可能性もあるかもしれません。

そして、もう1点はサクソバンク証券はデンマークにあるだけあって欧州株が1つの売りでした。

他の証券会社で欧州株や欧州上場のETFを取り扱ってるところはなかなかないと思いますが、今回のETFを見てると欧州株すらほんとに大丈夫なのか?という気がします。

というわけで以下の3点を質問しておりますので、回答があり次第整理したいと思います。

  • SaxoTraderGO上で購入可能なリストに載ってないのに現在発注ボタンが出て警告も出てこないETFは購入可能という認識でよろしいでしょうか?
  • 欧州株や欧州上場ETFでは同じことが起きないのでしょうか?
  • 新規購入停止のETFなどは今後継続して保有予定でも売却を強制されることはないでしょうか?

プレジデントオンラインに広告の記事出してる場合じゃないと思います。
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