ポートフォリオの期待リターンはだいたい4%~6%想定ぐらいでいた方が平和だと思う。
水瀬ケンイチさんの新刊が出たそうですが、旧作でも資産推移が載っていましたけど、今回も公開になるということで、「インデックス投資で億った」ことが明かされました。
インデックス投資で億りました - 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)
新刊に書いたのでいずれ明らかになるため自分で言います。億りました。資産1億円を達成したということです。当ブログの読者さまならご存知のとおり、ほぼインデックス投資(国際分散投資したインデックスファンドの積み立て投資)だけでここまできました。私のポートフォリオの期待リターンは年率+4.4%、リスク(標準偏差)は13.6%です。運用期間は20年弱で、実際のリターンを計算したら年率+6%でした。平凡な実績ですが、期待...
運用期間は20年弱だそうですから、入金力+リーマンショックやITバブル、コロナショックでも投資を継続することの重要さがわかる例だと思いますね。
で、個人的に「ポートフォリオの期待リターンは年率+4.4%、リスク(標準偏差)は13.6%」という点が気になりました。
実際のリターンは年率+6%だが、ボーグルの予想では今後10年の米国株のリターンは年6%程度
実際のリターンは年+6%だそうですが、5年位前に書かれたバンガードの創始者ボーグルの本にも今後10年の米国株のリターンは年6%程度と書かれていました。
基本的に先進国の中心であるアメリカに欧州や日本は追従かそれより下がるような形になる可能性が結構あるため、これを考えると期待リターンは4%~6%で考えておいた方が平和だと個人的には考えます。
セミリタイアやらFIRE目指す人もまずはこのレンジでいいかと。
株式の比率が高ければ上振れ下振れリスク、債券を一定組み入れればもうちょい低めただしそこまでぶれない想定ぐらいは考えておきたいところ。
ただ、条件的に水瀬さんはリーマンショックなどの本当に100年に1度のときも投資を継続していたのは留意しておいた方がいいでしょう。
また、これだけ米国株中心に株価が上昇続きの恵まれた10年から2000年代のような停滞の10年が世界的に起きてもおかしくなく、10年停滞のケースに当てはまったりすることもあるかなと思います。
債券も金利的に恵まれた条件の20年でしたから、今後マイナス金利の深堀とかもできるかもしれませんが、1つの考えとしても4%よりもっと低いレンジを考慮に入れておくことも必要かなと思います。
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まだ多少は昇給余地のあるわたしのような投資歴10年の人間でもあと10年運用すれば・・と思いたくなるものです。
まぁ、私の場合億る前にこれで十分と仕事を続けることに心が折れるかもしれませんけど・・


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