3年連続ダウに敗退!2022年のダウの犬10種を確認してみた
ダウの犬というNYダウ構成30銘柄の内、配当利回り上位10社を1年保有して、翌年また上位10社を選んで投資を繰り返す投資方法があります。
この投資法は意外と有効で以下のように本も出てるんですよね。
実際2001年から2020年の間で19戦して11勝(ほぼ互角の年が2年あり)と高勝率を誇っています。
配当利回りが高い=割安且つ米国を代表する優良大型企業という2つの要素が絡んでのが大きいでしょう。
とはいえダウの犬の10銘柄に選ばれても冴えない銘柄はあるわけです。昨年10銘柄に選ばれた企業は以下の通り。
2020年はNYダウに完敗!2021年のダウの犬10種を確認してみた - 関東在住福岡人のまったり投資日記
ダウの犬というNYダウ構成30銘柄の内、配当利回り上位10社を1年保有して、翌年また上位10社を選んで投資を繰り返す投資方法があります。この投資法は意外と有効で以下のように本も出てるんですよね。...
シェブロン CVX
IBM IBM
ダウ DOW
ウォルグリーン WBA
ベライゾン VZ
スリーエム MMM
シスコシステムズ CSCO
メルク MRK
アムジェン AMGN
コカコーラ KO
基本的にはメンバーの固定感は強いです。
では、昨年のパフォーマンスと今年のダウの犬10種について調べてみました。
2001~2021年のダウの犬 vs NYダウ
2001年から2021年のダウの犬10種とNYダウのパフォーマンスを比較すると以下の通り。

ダウの犬+16.3%に対して、ニューヨークダウは+20.8でNYダウの3年連続勝利。
中身を見ていきますと、ダウの犬2021でもシスコ、シェブロン、ウォルグリーンはプラス35~45%と大きくダウを上回っていました。
ただ、ダウのプラス20%を上回ったのは3銘柄のみ。
ベライゾンがマイナス7%をたたき出した上に、コラコーラ以外はプラス一桁台と上記3社以外で脚を引っ張った状況です。
エネルギーセクターが回復したと思ったらこれですからなかなか厳しい情勢です。
2022年のダウの犬10種は?
では、今年のダウの犬10種のラインナップはどうなっているのか?
銘柄 | ティッカー |
ダウ(3年連続) | DOW |
ベライゾン(18年連続) | VZ |
IBM(7年連続) | IBM |
シェブロン(9年連続) | CVX |
ウォルグリーン(3年連続) | WBA |
メルク(2年連続) | MRK |
アムジェン(2年連続) | AMGN |
スリーエム(3年連続) | MMM |
コカコーラ(6年連続) | KO |
インテル(8年ぶり) | INTC |
配当率的には去年マイナスをたたき出したベライゾンが上昇しています。
2001年からの推移をまとめてみましたが、ベライゾン、メルク、シェブロン固定ですけどそれ以外も割と同じ面子が続いてる印象です。

直近5年で1勝4敗と負け越している状況ですが果たして2022年はどうなるのか?ダウの犬銘柄を注視したいと思います。


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