ファイザーが復活してヘルスケアセクターの比率が4分の1に迫る。iシェアーズ米国高配当株ETF(HDV)定点観測 2022年1月
私のNISA枠使用の際に株式ではコアになってる、iシェアーズ米国高配当株ETF(ティッカー:HDV)は銘柄の入れ替えも比較的多く、セクターの比率も変動が結構あります。
ということで前回からどれくらい変化があったのか確認していきます。
ファイザーとAT&Tが外れて、生活必需品セクターが組入れトップになる。iシェアーズ米国高配当株ETF(HDV)定点観測 2021年7月 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
私のNISA枠使用の際に株式ではコアになってる、iシェアーズ米国高配当株ETF(ティッカー:HDV)は銘柄の入れ替えも比較的多く、セクターの比率も変動が結構あります。ということで前回からどれくらい変化があったのか確認していきます。...
前回確認したときから半年経ってどうなったのか?
定期的にダイナミックに組入れ上位の企業の入替えが発生しますので、現状を確認してみました。
iシェアーズ米国高配当株ETF(ティッカー:HDV) セクター別比率
まずiシェアーズ米国高配当株ETF(ティッカー:HDV)のセクター別比率について見ていきましょう。

生活必需品セクターがトップでしたがヘルスケアセクターに入れ替わりました。

半年おきに記録していってますが、25%近くまでヘルスケアセクターの比率が高まったのは初めてかもしれません。
主要3セクター(ヘルスケア、エネルギー、生活必需品)の比率が6割を超えている状況です。
iシェアーズ米国高配当株ETF(ティッカー:HDV) 組入上位10社
次にiシェアーズ米国高配当株ETF(ティッカー:HDV)の組入上位10社を見てみましょう。

組入れトップはエクソンモービルで変わらずシェブロンが2番手に上がってエネルギーセクターのワンツーとなりました。
過去の変遷を見ていくとアッヴィが5番目くらいに上がってきたのは初めてだと思います。

アッヴィの組入れ比率が上がってファイザーが復活したのでヘルスケアセクターの比率が上がってるんでしょうね。
他の配当系ETF(DHS,VIG,VYM,SPYD)と直近1年のパフォーマンスを比較してみた
では、iシェアーズ米国高配当株ETF(ティッカー:HDV)のパフォーマンスはどうだったのか?
SPDRの高配当ETFのSPYDを加えて、他の配当系ETF、S&P500と直近1年で比較してみました。
ウィズダムツリー 米国株 高配当ファンド(ティッカー:DHS)
バンガード・米国増配株式ETF(ティッカー:VIG)
バンガード・米国高配当株式ETF(ティッカー:VYM)
SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式(ティッカー:SPYD)
まず直近1年のパフォーマンス。

SPDRのSPYDがトップでしたが、気になるのは黒のS&P500。
年明けからの下落がかなり強烈になってます。
加えて直近5年でも他の高配当とは違いを見せていたVIGも年明けから急落してるのも目立ちます。

黒と緑との差がその他と縮まっていくフェーズに入っていくのか注視したいところ。
それにしても過去5年で見ても長期間他の配当系(DHSやSPYD)よりもパフォーマンスが悪いという感じはないHDVを見ておりますと、「配当水準が比較的高位」というカテゴリから個別株という手法は悪くないのかもしれません(HDVはそれなりに銘柄が入れ替わってますけど)。


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