SPYDの代わりにVYM8割、米国REIT ETF(VNQ,RWR)2割のポートフォリオはどうなのか確認してみた
2021年12月の配当は2021年中は冴えなかったETF含めて過去最高の値を記録するETFが多かった印象です。
VT、VYM、HDVなど前年同期比大幅増が目立つ。2021年12月度配当報告 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
今年はネット流行語大賞でワンツーフィニッシュをかますレベルでウマ娘の年でしたから、有馬記念ウィークでも例年以上に盛り上がってる印象です。このタイミングでシンデレラグレイ5巻が出ますし、サイゲームスはマーベル関連を研究してるんじゃなかろうか?という感じで展開が上手いなと思います。 ...
考えていく内に、不動産セクターだいたい2割くらいですから、高配当株ETFにREIT ETF組み合わせればいいんじゃないかとひらめきました。
ということで銘柄数が多い米国高配当株ETFのVYMに米国REITを組み合わせたら、SPYDみたいになるんじゃないかということで調べてみました。
VYM:VNQ=8:2、VYM:RWR=8:2とSPYDを比較してみた
米国高配当株ETFのVYMに米国REITの組み合わせ相手としては、コスト最安なバンガードのVNQと大手ネット証券で買えるRWRとしました。
ポートフォリオは以下の通り。

パフォーマンスは緑のS&P500と比較すると劣っていて、黄色のSPYD単独がもっともパフォーマンスがよくない。


コロナショック時の急落が効いてる感じですが、昨年後半もあまりパフォーマンスがよくありませんでした。
シャープレシオとかもSPYDがあまりよろしくない。
ちなみにポートフォリオ1と2で若干差がありますけど、VNQとRWRはさほどパフォーマンスがかわりませんけど、相関性1ではないようです。

SPYD設定から年次のパフォーマンスで見ると6年中2年はS&P500を上回りSPYDがトップだった年はあるものの、最下位も2回あるのでボラティリティは高めです。

配当で見るとETF.comの数値見る限り、VYMが2.72%、VNQが2.58%、RWRが2.79%、SPYDが3.59%ですから配当面ではSPYD一本の方がよさそうです(ちなみにSPYDに毛色の近いHDVは3.44%でした)。
配当重視の人がSPYDに行くのは配当率の数字を見たらわかりますけど、じゃあ安心して投資できるかというとなんか値動きとかも不安定に見えます。
まぁ、その辺も把握し納得してから投資をした方がいいでしょうね。


フォローする Follow @garboflash
更新情報を受け取る

- 関連記事
-
- ついに+40%超えになった純金積立の報告書が届いたので、金関連ETF(GLD,IAU,GDX,GDXJ)の状況を確認
- ARKKが3ヶ月で40%近く下がっているが、小型グロース株やビットコインと相関性ありか。
- SPYDの代わりにVYM8割、米国REIT ETF(VNQ,RWR)2割のポートフォリオはどうなのか確認してみた
- 2017年度NISAは配当込み+43%で、2022年度NISAの投資可能枠がゼロで確定しました
- ポートフォリオ大改造もモメンタムの一人負け。2021年米国株のスマートベータ(バリュー、グロース、低ボラティリティ、モメンタム、サイズ、配当)のパフォーマンスを調べてみた