米国上場ETFの時価総額トップ100の4年前からの変化を確認してみた
いろいろと米国上場ETFのデータを見たりすることがありますが、総資産額の順番ってどうなってるのかな?と思うときがあります。
もちろん流出入のランキングとか見てもよほどのことがない限りはS&P500(SPY,IVV,VOO)とVTIが上位を占めてるとは思いますが、それ以降はどうなってるのかなと。
一応4年前に東洋経済が記事にしていて調べたことはありましたが、じゃあ米国上場全てで見るとどうなるのか?
日本の大手ネット証券で取引できる米国上場ETFの時価総額トップ100の傾向を分析 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
SSGAからSPDRの低コストETFが登場してきましたが、バンガードやiシェアーズのETFと比較して、明らかに違いがある点として時価総額と1日あたりの取引量が上げられます。...
ETFDB Screener
少なくとも上位20本くらいまでは日本の大手ネット証券ならば買えるといって間違いなかった。
ところが50位から100位の間で見ると割と買えないETF多いなって印象を持ったんですね。
時価総額上位は大手ネット証券で購入可能だが、時価総額30位あたりから100位の間で見ると割と買えないETF多い
時価総額上位を見てみると以下の通りです。

4年前と比較するとiシェアーズのEFA→IEFA、EMG→IEMGとコアシリーズに置き換わりがあったのが特徴的です。
上のS&P500とかはほぼ変動なしですね。ややQQQは順位を上げてます。
バンガードとiシェアーズばかりですが、米国外先進国や新興国株式、グロース、バリュー株はバンガードが大きいのに対し、小型株やラッセルはiシェアーズの方が時価総額が大きいです。
ちなみに大手ネット証券で買えない一番時価総額が大きいのは28番目のバンガードの米国REIT ETFのVNQ。
他のREIT ETFと比べてコストが段違いなので早く買えるようになってほしいものです。
時価総額大きい順に並べ替えると40番目当たりからチャールズシュワヴのETFがちらほら目につくようになります。
100番目くらいにゴールドマンサックスやピムコ、ARK社あたりのETFも見かけるようになりますが、やはり大手3強、とくにiシェアーズとバンガードの強さが目立ちます。
自分が所有しているETFの順位を調べてみるとトップ10に入ってるのはBNDのみ
最後に当方が所有しているETFのランキングも確認しました。
10位:バンガード米国トータル債券市場ETF(ティッカー:BND)
16位:バンガード米国増配株式ETF(ティッカー:VIG)
32位:バンガード米国高配当株式ETF(ティッカー:VYM)
36位:iシェアーズ米ドル建て投資適格社債(ティッカー:LQD)
39位:ヘルスケアセレクトセクターSPDRファンド(ティッカー:XLV)
56位:バンガードトータル ワールド ストックETF(ティッカー:VT)
82位:バンガード米国ヘルスケアセクターETF(ティッカー:VHT)
115位:iシェアーズ・エッジMSCI米国モメンタム・ファクターETF(ティッカー:MTUM)
138位:SPDR バークレイズ ハイ イールド債券 ETF(ティッカー:JNK)
153位:iシェアーズ・コア米国高配当株 ETF(ティッカー:HDV)
178位:バンガード米国生活必需品セクターETF(ティッカー:VDC)
4年前調べた時と比べると順位的にはBNDとVIGは上げたけどそれ以外は下がってる印象ですね。
シュワブのETFなどが伸びて50位以降のETFはその煽りをうけてる印象です。
あとは200位くらいまで見るとセクターETFはSPDR>バンガードの傾向がありました。
ともあれ一覧を見てると大手3社以外のものも多いので、個人的にサクソバンク証券が大手ネット証券3社と変わらないものになった現状、代替できそうなチャールズ・シュワブのETFが買えるようになればいいなと思いますね。


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