直近3週間のETFの流出入を見てると、ロシアがウクライナ侵攻してからもQQQやTQQQに資金は流入している
今年に入ってから株式市場は不安定なところにロシアがウクライナに侵攻。
インフレの問題もあり相場見てたらメンタルに来そうな状況ですが、先月調べたときはTQQQに資金が流入していたりと株式ETFには流入しているものもありました。
年明けからの米国上場ETFの流出入を見ると債券ETFとQQQの流出が目立つが、TQQQは資金が流入している - 関東在住福岡人のまったり投資日記
ウクライナ情勢が緊迫化しています。金利が重要なトピックになっていたのですが、それも吹き飛びそうな気配になってきていますね。間違いなく明日からの今週の相場は荒れる可能性が高そうですし、それなりに覚悟をしておかないといけないでしょう。結果的に相場にそこまで影響を与えなかった、クリミアに信仰した6、7年前にもっと強く制裁しておいた方がよかったのかもしれません。本当は中国除いて圧力をかけるくらいしないといけ...
確認したら意外にもQQQやTQQQに資金流入しているんですね。
2022年2/22~3/10米国籍ETF資金流入トップ10
まずは現時点での2022年2/22~3/10の米国籍ETF資金流入トップ10を見てみましょう。

トップは安定のVOOになりますが、金ETFのGLDや短期債のSHY、適格社債LQDや超長期債TLTと有事の際に価格が上がるものも上位に増えました。
VTIとかは上位から消えましたね。
一方、QQQとTQQQは流入にランクイン。
先月時点ではQQQは流出が目立ってたのですが、ここ3週は流入が目立ってます。
結構下がったのでそれなりに買う人がいるってことですかね?
2022年2/22~3/10米国籍ETF資金流出トップ10
一方、流出はというとXLFとXLEと特定のセクターが目立ちます。

REITのIYRも流出しているなぁと思いますし、AGGなど債券も目立つ状況。
それにしてもこういうときの低ボラティリティETFだと思うのですが、USMVは流出の方が目立つっていうのはなんとかならないんでしょうかね?
見た感じテクノロジーセクターが組入れトップですが、ディフェンシブセクターはそれなりに比率高めではあるんですけど。
ともあれ戦争がいつ終わるか不透明な上に、経済状況も雲行きが怪しくなってきました。
2018年2月や12月の下落くらいで済めばいいやくらいの気持ちでいた方がいいのかもしれません。


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