米国株のエネルギーセクターは直近で想像以上に好調が続いている
年明けから冴えない相場が続いていますが、高配当ETFのHDVが比較的踏ん張ってるのを見ると、エネルギーセクター好調なんじゃないかとなんとなく感じてました。
原油価格高騰のニュースもよく見ますし、その恩恵を受けてるのではないかと。
というわけで以下の11本のSPDRの米国株セクターETFで確認してみました。
一般消費財セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLY)
コミュニケーション・サービス・セレクト・セクターSPDR ファンド(ティッカー:XLC)
テクノロジーセレクト セクター SPDR ファンド(ティッカー:XLK)
資本財セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLI)
素材セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLB)
エネルギー セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLE)
生活必需品セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLP)
ヘルスケア セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLV)
公益事業セレクトセクター SPDR ファンド(ティッカー:XLU)
金融セレクト セクターSPDR ファンド(ティッカー:XLF)
不動産セレクト・セクターSPDR ファンド(ティッカー:XLRE)
2022年SPDRの米国株セクターETFのパフォーマンス
年明けから先週終了時点の米国株のセクター別パフォーマンスは以下です(左端S&P500)

黒のエネルギーセクター突き抜けてますね。
それ以外はなんとマイナスでした。
値動きだけ見ても黒のエネルギーセクターの好調ぶりが目立ちます。

ちなみに過去1カ月で見ると公益事業セクターも復調してきていて結構なプラスです。

地味に左側のハイテク関連以外よりも金融セクターのマイナスが大きくなっています。
ロシアの金融制裁関連の影響かもしれません。
ちなみに過去1年で見るとエネルギーセクターぶっちぎりは変わりませんが、他のセクターも結構プラスな状況。

投資の特集とか本が増えてた状況ですから、若干の調整があったともいえるかもしれません。
ただし、過去15年だとビリ
とはいえエネルギーセクターは2015年から絶不調で年間通しても唯一のマイナスとかが結構ありました。
では、SPDRのセクターETFで比較可能な最大期間である過去15年で見ると以下の通り。

不動産セクターが突き抜けてるのはリーマンショックの底の影響だと思います。
それを除いたとしてもリーマンショックの根源金融セクターよりも悪いエネルギーセクターは、結局2015年からの5年くらいのパフォーマンスの影響は残ってるんですよね。
ともあれ原油価格やコモディティ関連はあまりにも急騰していて過熱している感も。
好調が続かずに反動もありそうな印象ですので、冷静に情勢を考える必要はあるでしょうね。


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