SBI証券の配当通知書を見ると、BLVのLT Cap Gainの外国源泉徴収税額はゼロなのにBNDのLT Cap Gainはゼロじゃない不思議
確定申告用に年始にSBI証券から配当の合計とかの書類は送られてくるのですが、個人的に毎月配当に関して配当金等金額だけでなく、外国源泉徴収税額や所得税などを「外国株式等 配当金等のご案内(兼)支払通知書」を見てExcelに記録するようにしています。
で、4月の配当はBLVやVWOB→LQDとJNK→BNDと3日に分けて支払い通知書が来たわけです。
いつもはだいたいBLVとBNDが一緒なのですが別々で来たのですけど、なんかBND分ドルが少ないなと思ったんですね。
とりあえずExcel表に値を入力してたのですが、やっぱり何かおかしい。
BLVと比較してみて気づいたのは、BLVのLT Cap Gainの外国源泉徴収税額はゼロなのにBNDのLT Cap Gainはゼロじゃないという今までにない事象だったんですね。
BNDのLT Cap Gainの外国源泉徴収税額はゼロじゃない不思議
BNDやBLVといったバンガードの債券ETFは毎年1月と4月にST Cap GainとLT Cap Gainという通常の配当とは別の配当があります。
ST Cap GainとLT Cap GainはそれぞれShort-term Capital GainとLong-term Capital Gainという意味です。
ファンド内で行った売買による利益の還元にあたるもので、米国課税制度に伴う還付金になります。
で、通常これらは外国源泉徴収税額はゼロで、BNDの1月分もゼロでした。
ところがBNDの4月のLT Cap Gainは以下のように外国源泉徴収税額がゼロじゃない。

もしかしてアメリカの制度が変わったかと思ってBLVも確認してみましたがやっぱりゼロ。

となるとなおさらBNDの外国源泉徴収税額が謎に覚えてきますが。
配当通知が間違ってるってことがサクソバンク証券ならともかくSBI証券であるんですかね?
ともあれこれを見つけた後に問合せしました。
BNDは投資をしている人も結構いると思うので詳細が判明次第また記事にしたいと考えています。


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