BNDのLT Cap Gainが現地課税されてる問題をSBI証券に問い合せたら、「還付された場合には速やかに還付金をお支払い」との回答
SBI証券の配当通知書を見ていると、1月はBND、BLV両方でLT Cap Gain(Long-term Capital Gain)分の現地課税(外国課税)がなかったのですが、4月はどういうわけかBNDだけLT Cap Gainが課税されていました。
おかしいなと思いまして、先週土曜日にSBI証券に問い合せました。
SBI証券の配当通知書を見ると、BLVのLT Cap Gainの外国源泉徴収税額はゼロなのにBNDのLT Cap Gainはゼロじゃない不思議 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
確定申告用に年始にSBI証券から配当の合計とかの書類は送られてくるのですが、個人的に毎月配当に関して配当金等金額だけでなく、外国源泉徴収税額や所得税などを「外国株式等 配当金等のご案内(兼)支払通知書」を見てExcelに記録するようにしています。...
サクソバンク証券の酷い対応とは流石に段違いです(そもそも回答の日本語が怪しいとか意思疎通もできないレベルのときもありましたし)。
で、結論としては「LT Cap Gain(Long-term Capital Gain)は課税されないものと認識で、還付された場合には速やかに還付金をお支払い」だそうです。
BNDのLT Cap Gainは現地ブローカー側では課税対象に分類されていた?
SBI証券の回答をまとめますと以下の通りです。
- LT capital gainは課税されないものと認識しております。
- 担当部門を通じて現地ブローカーに問い合わせたところ、今回の配当について現地ブローカー側では課税対象に分類されていた。
- 本年が終了した後に、配当金の再分類によって最終的な税分類が確定しないと税金の調整をする事ができない。
- 今回のケースは還付になる。
- 今回は、現地での支払いに応じてお客さまにお支払いを行い、還付された場合には速やかに還付金をお支払い。
BNDのLT Cap Gainは1月にも発生してましたが(だいたい1月と4月にある)、そのときは課税されてませんでした。
アメリカの制度が変わった場合はBLVに課税されるはずなので、なんでだろと思ったのですが、その辺はよくわからず。
なんでBNDだけ課税対象にされたんですかね?
ともあれ担当部門が現地ブローカーとちゃんとやりとりして確認したというのは資産運用をする上で非常に安心できる回答です。
ただ、還付に関しては下手すると本年が終了したあととかもあるかもしれません。
いま思うと1月のBLVの配当通知書はLT Cap Gainと通常の配当合算で送られてきてたので、何かの予兆だったのかもしれません。
回答を読んでいて現地ブローカーってどこよ?と思ったら、現地証券会社であるインタラクティブ・ブローカーズ(Interactive Brokers LLC)に取り次いでるとサイトに書いてありました。
楽天証券も米国株の取次先はインタラクティブ・ブローカーズのようですので、同じことが発生しているかもしれません。
マネックス証券だと現地課税が発生してないとかあるんですかね?


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