「となりの億り人」に書いてあった億り人の思考・習慣・行動
連休中に大江英樹氏の「となりの億り人 サラリーマンでも「資産1億円」」を読みました。
「となりの億万長者」は億万長者の共通点を実際に何十年調べたものですが、こちらは著者がこの本の中にあるインタビューをした人たちや顧客だった人たちが元になってますので、ややぼやけた部分もあるかなと思います。
で、そんな日本国内の億り人の特徴ってなんなのか?気になって整理してみました。
となりにいるかもしれない億り人の特徴
ちなみにとなりの億万長者には億万長者の特徴とまとめた7つの法則がありました。
割と下2つは日本人の気質とは違うものがあるかなぁという印象です。
- 収入よりはるかに低い支出で生活する。
- 資産形成のために、時間、エネルギー、金を効率よく配分している。
- お金の心配をしないで済むことの方が、世間体を取り繕うよりもずっと大切だと考える。
- 社会人になった後、親からの経済的な援助を受けてない。
- 子供たちは、経済的に自立している。
- ビジネス・チャンスをつかむのが上手だ。
- ぴったりの職業を選んでいる。
では、大江氏が見てきた億り人の特徴をまとめると以下の通り。
- 日常の生活の中で無駄な支出をなくして、投資するための資金をこしらえている。
- 個別企業に投資している場合でも、積立投資をしている場合でも、一定額の現金(待機資金)を用意していて、市場が大きく下落した時に買い増しすることを実行できた人が成功している。
- 自営フリーランスの場合、約束は必ず守る。
- 自営フリーランスの場合、結論を出すのが早い。
- 自営フリーランスの場合、部屋や机がきれい。
- サラリーマンの場合、天引きの習慣を身に着けている。
- サラリーマンの場合、生活パターンが確立している。
- サラリーマンの場合、何でも自分で考える。
個人的に自営フリーランスの部屋や机がきれいというのは結論を出すのが早いにつながってるからこういう傾向あるのかなと思いました。
で、サラリーマンの場合、天引きや生活パターンは基本的なことで、3番目の「何でも自分で考える」はとくに大事と思うんですよね。
他の人のブログで自分の総資産とかと何に投資したらいいかを聞いてる人を見かけるのですが、そこを詰めて考えないとどこかでこける可能性があると思うんですよね。
質問相手は善人かもしれませんが、それ以外の人は善人とは限らないですし、そういうとこまできいちゃうとどこかで罠にはまるかと。
その意味で過去データとかを見るのは結局自分がどこまで耐えられるかを絶えず考えるという点も含めて大事じゃないかと考えるのです。
それ以外でも以下の2項目上がってましたが、個人的に保険は最低限は入っておいた方がいいと思いますね。支払額が多くなければ。ましてや車必須の地域とかならばなおさら。
- 保険に入らない
- 寄付を好む
寄付に関して、地位財より非地位財とかと絡めて大江氏は、「「○○塾」みたいな組織にしてお金を取って教祖様然としているような「億り人ブロガー」などというのは今まで見たことがありません」とまで書いてましたが、この本に出てくる人たちはそうじゃなくても、FIREしたの自慢でインフルエンサー気取りになっちゃってる人もいると思いますけどね(実家暮らしで資産を気にしなくていいはずなのに市場動向をつぶやいてるお方もいらっしゃいますし)。
まぁ、今後は「○○塾」みたいな組織にしてお金を取って教祖様然な人でてくると思いますがねぇ。
ちなみに投資に関しては4人の億り人へのインタビューが載ってますが、手法は4人とも異なります。
基本的には「再現性の高い行動を取る」ことと地道な努力というか「継続性」が重要なのではと思いました。


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