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投資哲学・投資理論

人間同様ダービー馬やG1馬も引退後のプランが必要?

Japanese Derby

一昨日に続いて競馬関連の記事になりますが、ダービーウィークですのでご了承下さい。

Numberの特集号を読んだり、競馬関連の書籍を読んだりしているのですが、個人的に印象に残ったのはトップトレーナーの矢作調教師の本。


G1をその時点で1勝していてもそれだけじゃ種牡馬としての価値があがらないということで、芝からダートに転身してG1をもう1つ勝って価値を上げた事例が載ってました。

当然馬はそういうことを考えられないわけで、調教師側もそこを考えてかないといけないわけですし、その傾向は以前からあったとはいえより強まってるかと思います。

とくにG1馬が種牡馬になれない事例が結構出てきていて、これは近いうちにダービー馬もそうなりそうという気配があるんですよね。

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ダービー馬やG1馬も引退後のプランが必要


2004年の菊花賞馬且つ海外G1勝ちという実績のあるデルタブルースという馬は、引退後馬術の障害飛越競技用馬となり、去年のダービージョッキーから「未だに種牡馬になれなかったのは衝撃的だった」と言われています。

これはスピード重視の思考に対して、スタミナ色が強すぎたというのがありました。

ところが直近で引退が発表された有馬記念の勝ち馬ブラストワンピースやマイルCSの勝ち馬ペルシアンナイトも種牡馬にならず乗馬に。

ともにハービンジャー産駒で、G1,2勝目を上げれず引退。

とはいえデルタブルース同様引退時に父親が種牡馬で健在なのはマイナスではあるものの、牝馬のG1馬を3頭も出していることから後継種牡馬がいてもいいはず。

加えてデルタブルースと違って中距離(1800や2000)の重賞実績はG1勝ち以外でもあっただけに、余計に意外でした。

去年のダービーの時に以下の記事を書きましたが、賞金10億稼いだ馬の傾向としては現役長く、G1勝ち多数、4歳以上になっても活躍という傾向がありました。

ダービー馬のオーナー、賞金10億稼いだ馬のオーナー、どちらかしかなれない場合どっちを選ぶか? - 関東在住福岡人のまったり投資日記

今年も日本ダービーの週となりましたが、昨年と違って5000人程度有観客。周辺飲食店や京王はまだまだ厳しい開催状況ではありますが、確実にいい方に転んでいるので、来年こそは正常開催をと思いますね。...

G1勝ったからといって種牡馬になれるとは限らず安心できない、あるいはペルシアンナイトやザッツザプレンティのようにダービートレーナーの厩舎にいても種牡馬になれないとなると、いい会社に入っても・・という人間世界に通じるものがあります。

ちなみにダービー馬は格が違うので流石にそうはならないという意見がありますが、2016年のダービー馬マカヒキは9歳ながら現役続行中。

同期のG1馬、リオンディーズとディーマジェスティは既に子供がデビューしており、リオンディーズの子供は4歳以上の産駒がいるので、秋には対戦の可能性があります。

昨年5年ぶりに重賞を勝ったことがニュースになりましたけど、父親のディープインパクト産駒が走りすぎて種付け相手が限られる、5年以上勝てなかったということで成長力が?というのがあるのでしょう。

ただし、上記で上げたG1勝ったのに種牡馬になれなかった馬達と違って、この馬は個人馬主。

種牡馬になれる可能性もありますが、果たしてどうなりますか。

まぁ、種牡馬になるだけが幸せな馬生かというとそうではないとも言えるのですが(失敗種牡馬の烙印はラムタラのようにネガティブですし)、血を残したからこそ、子供がG1勝てなくても子孫からG1勝ち馬が出たウイニングチケットやメジロマックイーンを見るとなんともいえないのですが。

なおG1馬など活躍した馬に関しては功労馬助成などの制度はかなり整備が進んでいて、20年前のダービー馬タニノギムレットも種牡馬を引退して繋養されています。

ウオッカという東京競馬場で銅像になる馬を輩出しましたが、まだまだ元気なようで牧場の柵を破壊しまくってるようです。
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