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米国株

米国株式投資のリスクプレミアムはドル下落でも消えない?

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経済誌のオンラインサイトですが、東洋経済、ダイヤモンド、プレジデントを見ていますが、個人的に見出しを見て読むか読まないか決める感じですね。

各雑誌こいつの記事読む価値ないという人がいますし、経済誌なのにマルクス関連の研究やってる人載せてるのとかほんと謎ですし。

で、1ヶ月から2ヶ月くらい更新間隔が開くけど読む価値があると思う一人がダイヤモンドの龍谷大学経済学部教授の竹中正治氏の記事。

稼ぐ経済学を読んで - 関東在住福岡人のまったり投資日記

実際の資産運用の観点から経済学を知れば、景気の好不調やバブル期、バブル崩壊もチャンスに変わる的な書評に惹かれて「稼ぐ経済学」を買ってみました。...

稼ぐ経済学はよんでおいて損はないです(2020年にkindleで新しいのが出てるようです)。

2006年に米国株価指数S&P500に連動するファンドを初めてまとまった金額で購入したそうで、「米国マネー資本主義の終焉」など悲観的で俗流な言説が出回る中で、米国株投資を始めた日本人は稀だったそう。

そんな竹中氏が「米国株、長期・分散積立投資なら大丈夫は本当か」という記事が上がってたのですけど、円資金による米国株価指数(S&P500)の積立投資で期待できる長期的なリターンとリスクはかなり興味深いデータでした。

米国株、長期・分散積立投資なら大丈夫は本当か | 政策・マーケットラボ | ダイヤモンド・オンライン

米国株は久しぶりに本格的な反落局面にある。下落時でも積立投資は継続することが長期投資の原則。しかし過去10年のリターンが出来過ぎだとすれば、20年の長期でもマイナスリターンになるリスクはないのだろうか?

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戦後の米国の株式に関する長期・分散投資の平均リターンは8~9%という既存の各種調査と整合する


円資金による米国株価指数(S&P500)の積立投資で期待できる長期的なリターンとリスクの調査条件としては以下を考慮していました。

①為替は厳密に変動相場制前を考慮し、1973年1月からは日銀が公表する月次ドル円相場データを使用する。
②毎年発生する受取り配当は12月に再投資する。
③配当にかかる税金、運用機関に払う信託報酬などコスト、外貨交換の売買値幅は考慮しない。

竹中氏の調査結果をまとめますと以下の通りです。

  • 1970年1月まで過去20年間にわたり毎月1万円の円資金で米国株価指数に定額積立投資をした年率リターン(%)の中央値は8.6%。
  • 戦後の米国の株式に関する長期・分散投資の平均リターンは8~9%という既存の各種調査と整合する。
  • リターン6.9%以上のケースが全体の3分の2を占める。
  • 長期・分散の株式投資から生じるリスクプレミアムは、趨勢的なドル安でも消えずに実現される。
  • リターン2.5%以下のケースは全体の5%で、過去52年間で投資のリターンが著しく低下したケースが2つあり、1970年代と2008年のリーマンショックの後。
  • 唯一マイナスのリターンに終わったケースは1978年11月に終期を迎えるケースで、インフレ率を差し引いた実質リターンでは9%余マイナスだった,。しかし、そういう場合でも1983年まで5年ほど投資を延長すると年率7%台に回復し、累積投資額に対する倍率も2倍を大きく超える。
  • 直近の2021年12月に終わる20年間のケースは、リターン13.6%と非常に高い。全624のケースのうちリターンが13%を超える比率は全体の8.5%で、過去10年間は「出来過ぎ」であり、今後リターンの「平均への回帰」が起こると考えるのが自然。
  • 米国株は、相対的に高いインフレ率をベースに名目成長率が高い。そのため中途半端な値頃感で全部売れば、取り残されて株価上昇によるもっと大きな利得を失う可能性が高い。

米国株に投資している人は以下の図が欲しかったと思うのですが、インフレ期の1970年代含めてもこれというのは心強い結果でしょう。

SPYyen-52y-20220524.png
参照元:https://diamond.jp/mwimgs/0/3/-/img_03eb43df6c2c267fd495136c4ab7bf0f101289.jpg

為替考慮のデータはなかなか見ませんでしたが、少なくとも360円から相当円高になってもきっちり8%超えてます。

もちろん今後金利の上昇というちょっと違うフェーズなのは多少は考慮する必要があるでしょうけど。

そして、過去データを長ーく見てれば、直近10年の相場が出来過ぎなのは一目瞭然なわけで、少なくとも5年や10年投資している人はそれを分かってるでしょうけど、初めて期間が短い人は過去10年の再現性が低いことは肝に銘じておくべきかと考えます。

では、今後平均回帰による調整で冴えない場合、全売りしないと明言してるけど分散で投資するならということで竹中氏が上げてるのは次の4点。

  • 投資残高の一部を売って減らす。
  • 第2は米国長期債の利回りがさらに上がった水準で長期債をある程度購入する。
  • 米国株価指数連動のベアーファンド(ETF)を多少購入する。
  • ドル下落に備えて、FXトレーディング(外国為替証拠金取引)でドル売り持高を作って維持する。

FXに関しては「130円前後のドル円相場は、ヘッジファンドなど投機筋の円売りが積み上がった結果の稀に見るドル高の行き過ぎと判断して、自身のドル建て資産に対するヘッジ率を90~100%に上げている。」と書いてますが、長期投資層からしたらあまり相いれない感じがします。

となると1番目か2番目ですが、20代~40代は一部売却もないかなという感じ。

個人的には米国長期債の利回りはBLVなんか見てると結構上がってきているので、その辺を反映した投資を夏のボーナス使ってやるかといま考えています。

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