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関東在住福岡人のまったり投資日記

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投資関連本

ゼロイチに賭ける投資家に敬意を。ベンチャー・キャピタリスト 世界を動かす最強の「キングメーカー」たち

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後藤直義/フィル・ウィッカムのベンチャー・キャピタリスト ──世界を動かす最強の「キングメーカー」たちを読んで、ピーター・ティールの章について先日紹介しました。

個人的にはそれ以外にも印象に残る投資家が多く、とくにヘルスケアセクターを重視している人間からすると、バイオや医療関連でなにかないかというのは気になるところです。

この本ではNewsPicksサンフランシスコ支局長を務めるジャーナリストの筆者が、シリコンバレーで有数の投資実績を誇るSozoVenturesの協力を得て、50人以上のVCの独占取材に成功、本書では30社38人のインタビューに集約したものになります。

ピーター・ティールを始めベンチャーキャピタリストでもスターな人から、アメリカ以外にも目を向けていて非常に貴重な一冊とも言えます。

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ゼロイチに賭ける投資家に敬意を


米国を中心に世界中のベンチャーキャピタルのそれぞれの個性豊かな特徴や共通項を抜き出しており、なおかつ具体的な事実と数字を元に記載された内容は大変貴重な内容となっています。

ただし、秘密の部分に関してはすべて開帳となっているわけでもありませんし、成功事例とあの企業に投資する機会があったが見送ったが中心に書かれています。

個人的にはピーター・ティールの章で現状や今後の展望的な意見を見ることができて満足ですが、それ以外でもこれは面白そうという企業はありました。

とくにモデルナを発掘したライフサイエンス分野のスタートアップ投資で実績のあるフラッグシップ・パイオニアリング、ヘルスケア投資のヴェンロック、北欧のクランダムは印象に残りましたね。

で、米国外のファンドも多数収録されてますけど、ソフトバンクもそうだけど米国外のファンドの場合は外に出ていくのは重要かと思いました。

ただ、その前提は守られてるけど、他のファンドと比べて投資先に敬意という要素がソフトバンクのビジョンファンドは弱いかなというのは気になりましたね。

あとマイノリティに光をあてるVCはちょっと理解できない感じはありました。

インスピレーションではなく少数精鋭で運用しているベンチャーキャピタルが多く、すぐに淘汰されてしまう厳しい環境を見ますと(3号ファンドまで行かない)、それだけ競争が激しいからこそイノベーションにつながってるのでしょう。

だからこそ「ゼロイチに賭ける投資家に敬意を」というのはその通りだと考えます。

個人的にこの本の作成には海外で活躍する投資家にも協力してもらったそうですので、その人たちがどういう投資をしているのかも気になりました。

これから目が出そうな事業を広く見るという意味でも良い本だと考えます。

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