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ポートフォリオの債券部分に米国物価連動国債(TIPS)を加えるのはありか?

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セバスチャン・ペイジの「分散投資を超えて」ではライフサイクル投資のアセットアロケーションが紹介されてましたが、債券株式に分散されていて、物価連動国債の比率を退職後に大きく増やしていました。

セバスチャン・ペイジ「分散投資を超えて」に書かれていた、ライフサイクル投資のアセットアロケーション - 関東在住福岡人のまったり投資日記

「分散投資を超えて」を先日紹介しましたが、著者のT・ロウ・プライスのセバスチャン・ペイジ氏はグローバルマルチアセット部門のチームを統括している人物。...

直近の利回りが米国長期債ですら4%行ってない中で、iシェアーズ米国物価連動国債ETF(TIP)の利回りが6%超えてるのを見ると、もしかして投資機会?とも思えてくるんですよね。

iシェアーズ米国物価連動国債ETF(TIP)の利回りが6%超えている - 関東在住福岡人のまったり投資日記

インフレが投資の話題として上がることが増えていますが、インフレリスクへのヘッジとして利用するといわれているのが物価連動国債。物価連動国債は、パフォーマンスが物価上昇率に連動するので、将来的にインフレになったときにも目減りしにくいという強みがあるといわれています。そんな物価連動国債の投資先として、iシェアーズ 米国物価連動国債ETF(TIP)というETFがあるのですが、来月債券ETFに投資するので、利回りをチェック...

では、実際物価連動国債を追加するとポートフォリオにどのような変化が起こるか調べてみました。

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ポートフォリオの債券部分に米国物価連動国債(TIPS)を加えてみる


Portfolio visualizeを使って以下のケースを確認してみました。

  • ポートフォリオ1→米国債券総合:米国長期債=1:1
  • ポートフォリオ2→米国債券総合:米国長期債:物価連動国債(TIPS)=1:1:1
portfolio-allocation-20220612.png
ポートフォリオ1はわたしがコアにしているBNDとBLVの2本の債券ETFを意識したもので、これに物価連動国債を加えるとどうなるかをポートフォリオ2で比較します。

検証可能なのが2001年からの約20年ですが、パフォーマンスとしてはほぼ差がない。

portfolio-growth-20220612.png

全体としてはポートフォリオ2の物価連動国債入りの方がパフォーマンス上の期間が長い印象。

ショートレシオやシャープレシオもポートフォリオ2の方が上です。

portfolio-returns-20220612.png

S&P500とはいずれも相関がマイナスになっています。

年次のパフォーマンス見るとポートフォリオ2の方がパフォーマンスいい場合、ITバブル、リーマンショックが起きてるのは気になるところですが。

portfolio-annual-returns-20220612.png

米国債総合青、長期債赤、TIPS黄色で分けてみたら、2010年以降の下落が起きた2018年や2020年にはその傾向がみられません。

portfolio-annual-asset-returns-20220612.png

ただ、分散投資を超えての1970年以降の結果と同様に物価連動国債を加えることでシャープレシオやショートレシオ改善の傾向は過去20年でも同じようにありそうという結果。

債券価格がこの水準を数カ月維持するようでしたら、物価連動国債への投資を行いたいといまは考えています。

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