バンガード・米国増配株式ETF(VIG)は1年前と比較して、テクノロジーセクターの比率が上がっている
わたしのポートフォリオの株式で投資のコアの一端を担っているのがバンガード・米国増配株式ETF(ティッカー:VIG)です。
さすがに昨年までの好調さから一変という感じですが、それでもS&P500やNASDAQがじりじりと下げ続ける中、下がってるけど下落耐性は見せてるかという感じです。
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バンガード・米国増配株式ETF(VIG) セクター別比率
まずセクター別比率を見てみましょう。

テクノロジーセクターが24%と4分の1近くを占めていて、ヘルスケアや金融、生活必需品、資本財といったセクターが13~15%で続いています。

昨年同時期と比べると、資本財とテクノロジーセクターが入れ替わったような感じ。
一般消費財が減って生活必需品セクターが増えてるのも特徴と言えるでしょう。
バンガード・米国増配株式ETF(VIG) おもな構成企業
次に構成上位の企業を見てみましょう。

前年と面子はほぼ変わらず、個人的に長期投資するならこの面子ならば大崩れはないかというラインナップ。
なお前年からの変化はウォルマートとコムキャストが消えて、ペプシとマスターカードが入っています。
それにしてもユナイテッドヘルスがジョンソン&ジョンソンとマイクロソフトを抑えて1位なのは意外です。
バンガード・米国増配株式ETF(VIG)をS&P500や高配当株ETFと比較
最後にS&P500とバンガードの高配当株ETF(VYM)と比較してみました。

過去1年で見てみると年明けから一変で高配当株のVYM(青)が好調で、過去1年でもかろうじてプラス。
VIGはS&P500とともに下がりましたが、直近は下落耐性を見せてS&P500よりはマシな状況です。
では、過去5年でどうかと見てみると、VIGとS&P500の差がなくなっています。

グロース株が不調な影響でしょうけど、相場の景色が変わった影響はこのも現れるのかという印象です。
インフレがどこまで続くかはわかりませんが、過去10年の再現は見込めないかなというのが現状の見立て。
それを考えるとグロース株とかよりは、VIGに組入れられているクオリティとか増配といったファクターが強い起業への投資がいいかなと考えています。


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