ファイザーとP&Gが再び消える。iシェアーズ米国高配当株ETF(HDV)定点観測 2022年7月
私のNISA枠使用の際に株式ではコアになってる、iシェアーズ米国高配当株ETF(ティッカー:HDV)は銘柄の入れ替えも比較的多く、セクターの比率も変動が結構あります。
ということで前回からどれくらい変化があったのか確認していきます。
ファイザーが復活してヘルスケアセクターの比率が4分の1に迫る。iシェアーズ米国高配当株ETF(HDV)定点観測 2022年1月 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
私のNISA枠使用の際に株式ではコアになってる、iシェアーズ米国高配当株ETF(ティッカー:HDV)は銘柄の入れ替えも比較的多く、セクターの比率も変動が結構あります。...
定期的にダイナミックに組入れ上位の企業の入替えが発生しますので、現状を確認してみました。
iシェアーズ米国高配当株ETF(ティッカー:HDV) セクター別比率
まずiシェアーズ米国高配当株ETF(ティッカー:HDV)のセクター別比率について見ていきましょう。

トップは1月に続いてヘルスケアセクター。

推移的に主要な6つのセクターの内、情報技術セクターが大きく伸ばした一方、他のセクターは微減という形です。
エネルギーセクターが唯一好調な上半期でしたが、エネルギーセクターの比率は高まっていません。
iシェアーズ米国高配当株ETF(ティッカー:HDV) 組入上位10社
次にiシェアーズ米国高配当株ETF(ティッカー:HDV)の組入上位10社を見てみましょう。

組入れトップはエクソンモービルで変わらず、2番手がジョンソン&ジョンソンに。
過去の変遷を見ていくとアッヴィが4番目くらいに上がってきたのは初めてだと思います。

1月時点では上位10社に入っていた常連のファイザーとP&Gに関しては、構成銘柄に見当たらくなってるので、組み入れから外れたようです。
他の配当系ETF(DHS,VIG,VYM,SPYD)と直近1年のパフォーマンスを比較してみた
では、iシェアーズ米国高配当株ETF(ティッカー:HDV)のパフォーマンスはどうだったのか?
SPDRの高配当ETFのSPYDを加えて、他の配当系ETF、S&P500と直近1年で比較してみました。
ウィズダムツリー 米国株 高配当ファンド(ティッカー:DHS)
バンガード・米国増配株式ETF(ティッカー:VIG)
バンガード・米国高配当株式ETF(ティッカー:VYM)
SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式(ティッカー:SPYD)
まず直近1年のパフォーマンス。

これまで見てきたチャートと違って高配当株優勢で増配やS&P500を大きく上回っています。
エネルギーセクター組み入れが効いてた証左でしょう。
一方、構成銘柄数がダントツに多いVYMのパフォーマンスが他の高配当株ETFと比べてよくないのも特徴的です。
ちなみに過去5年ですと過去1年のグラフと正反対な感じになります。

ただ、コロナショック後パフォーマンスがダブルスコアになってたのがかなり差が縮まってる状況。
仮にグロース株がさえない展開続くとなった場合にどうなるかは気になるところです。


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