米国外株への投資でバリューや小型株を組入れるとリターンは改善するのか?
セバスチャン・ペイジ「分散投資を超えて」に書かれていた、グローバル分散バランス型ポートフォリオを先日紹介しましたが、その中で1点気になってたのが米国外株の投資比率です。
セバスチャン・ペイジの「分散投資を超えて」で紹介されていた、グローバル分散バランス型ポートフォリオ - 関東在住福岡人のまったり投資日記
セバスチャン・ペイジ「分散投資を超えて」に書かれていた、ライフサイクル投資のアセットアロケーションを先月紹介しましたが、それ以外にもポートフォリオ例が掲載されていました。...
米国外小型株にも投資していて効果があるのかなと。
本当にこの比率でポートフォリオを組んだときにリスクやリターンにどれほど効果があるのだろうか?という点が気になりましたので、ちょっと自分で調べてみました。
過去27年で米国外株はバリューや小型株の効果ありそう
というわけで以下のように米国外株100%と米国外コア:米国外バリュー:米国外小型=2:1:1のポートフォリオを比較してみました。

パフォーマンスは1995年から25年以上記録が残ってるので、比較対象としてS&P500も入れてみました。

確かにグロース株とバリュー株を4分の1組入れた方がパフォーマンスはいい。
シャープレシオとかみても小型株やバリュー株を組入れた方がよく、米国株との相関性も下がってます。

ベストとワーストの年のパフォーマンスもいいですし。
ちなみにポートフォリオで見るとアメリカが不調だったときも小型株やバリュー株を組入れてたポートフォリオのパフォーマンスが良かったという結果でした。
Portfolio Visualizerで米国外グロース株のデータが出てこないので、こちらも見てみたいと思わせるだけのものはあります。

ちなみに個別にシャープレシオやリターンを見ると小型株が強くバリュー株もコア指数を上回ってました。

隔年のパフォーマンスを見ても青のコア指数が良かった年はあまりなく、バリューか小型株どっちかに負けてる年が多い印象です。

米国外グロース株含めてもう少し調査してみようかなと考えています。


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