iシェアーズ米国物価連動国債ETF(TIP)の利回りがとうとう8%超え
月末にポートフォリオの集計を行っていたのですが、円安になった一方、債券ETFの価格は下がってる印象を持ちました。
で、結構底に近いレベルになってるものもありましたので、利回りを調べてみることにしました。
気になったのは5月後半に利回り6%レベルになっていたiシェアーズ米国物価連動国債ETF(TIP)。
iシェアーズ米国物価連動国債ETF(TIP)の利回りが6%超えている - 関東在住福岡人のまったり投資日記
インフレが投資の話題として上がることが増えていますが、インフレリスクへのヘッジとして利用するといわれているのが物価連動国債。物価連動国債は、パフォーマンスが物価上昇率に連動するので、将来的にインフレになったときにも目減りしにくいという強みがあるといわれています。そんな物価連動国債の投資先として、iシェアーズ 米国物価連動国債ETF(TIP)というETFがあるのですが、来月債券ETFに投資するので、利回りをチェック...

5月から2%近く上がってますから、他の債券ETFとかも含めて調べてみました。
iシェアーズ米国物価連動国債ETF(TIP)以外もじわじわ上昇中
債券ETFの利回りはychartsというサイトで見れたのでピックアップしてみました。
まずはiシェアーズ米国物価連動国債ETF(TIP)。

ychartで見ると7.53%ですが、ここに来て直近で急上昇しています。
では、他のETFはどうなのか?まずジムクレイマーが指標の一つといっていた、iシェアーズ 米国国債 20年超ETF(TLT)。

こちらもピークをつけたかというところから、2%を大きく超えてくるようになってきました。
では、より短期ではどうかということで、1年未満の短期債が中心のiシェアーズ 米国短期国債 ETF(SHV)は以下の推移で2021年の水準に回復傾向でした。

ここまでiシェアーズのETFを見てきましたが、バンガードの債券ETFはどうなっているか?
個人的には指標値になると思ってるBNDが以下の通りで、5月から6月頃の水準を上回ってます。

一方、長期債のBLVも上昇傾向ですが5月頃を超えてはいない。

ただし、コロナ前の水準には戻っています。
これを見ると投資をするのは悪くないかなという印象がありますので、今月は配当再投資で投資をします。
それにしても物価連動国債のTIPの配当金額は大きく増えていて、去年11月の10倍で、過去さかのぼっても見たことない水準まで増えてます。

仮にあと1年くらいインフレが進んだ場合にどうなるのか気になるところです。


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