バンガード発表の今後10年間の米国株年率換算の名目リターン推移を調べてみた
りんりさんのブログでバンガードの米国株の今後10年間の予想リターンの記事を見ました。
【バンガードの予測】米国株の今後10年間の予想リターンは改善!【米バリュー株や米国以外の地域に注目】 : バンガードS&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ
【バンガードの市場予測】2022年9月、バンガードの最新のアウトルックが公開されたので紹介します。「https://advisors.vanguard.com/iwe/pdf/FAVEMOBF.pdf」2020年6月末時点からの、各資産クラスの今後10年間の年率換算の名目リターンの見通しは以下の通りです。※株式は
ただ、バンガードの公式行ってもどこかわからないので、りんりさんのブログから上記以外の以下の記事からピックアップしてみました(中間値のみ載ってるデータもありましたがそこは省略)。
参考1
参考2
参考3
参考4
参考5
推移を見てみるとリターンはやや改善傾向のようでした。
米国株の今後10年間の予想リターンは4.1%~6.1%
2021年6月の記事から2022年9月の記事からピックアップしてみました。
各記事の間は不定期ですがだいたい4半期に1回といったろこでしょうか?
2021年6月発表の2021年3月31日時点から向こう10年間の米国株のリターンが2.6%~4.6%でした。
そのあとの記事を追いかけてリターンの上限と下限をプロットすると以下の通り。

5か月間が空いてしまいましたが、現状2020年6月末時点からの米国株の今後10年間の年率換算の名目リターンは4.1%~6.1%。
推移でみるとリターンが改善していることがわかります。
バンガードの創業者ボーグルが2017年初頭のPERが23.7で、1974年当時のPERが7.5だったことから、向こう10年の株価のリターンは今後10年で年6%程度まで下がると書いてました。
今後10年の米国株のリターンは年6~10%程度の想定でいいかなと思う - 関東在住福岡人のまったり投資日記
バンガードの創業者ジョン・C・ボーグルの「航路を守れ」を読みましたが、今後の米国株に関する記述は少なかったものの、今後のリターンに関しては厳しめの予測もチラッと書かれていました。...
もちろんこの後相場急回復、ダウ4万ドルおじさん爆誕する可能性もあるかもしれませんけど、現実的なところでリターン想定しつつ、上振れしたらラッキーくらいが精神衛生的にもよろしいかと考えます。
ちなみにボラティリティは以下の通りでしばらく16.7%くらいだったのが17.2%まで上昇。

急上昇しない限りは17%前後と考えておけばよさそうです。
元気があれば他の資産も調べてみるかもしれません(欠損している部分のデータの場所がわかる方がいらっしゃれば、連絡していただけるとデータ修正します)。


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