ひふみ投信の上位構成銘柄から消えた銘柄がどうなったか見てみた(2022年編)
毎年この時期にひふみ投信の銘柄入替えをチェックしています。
組入れ上位の10銘柄はだいたい半分は入れ替わっているのですが、今年は9銘柄入れ替えでした。
では、組入れ上位から消えた銘柄のその後はどうなったのか?というのは気になって毎年調べています。
ひふみ投信の上位構成銘柄から消えた銘柄がどうなったか見てみた(2021年編) - 関東在住福岡人のまったり投資日記
毎年この時期にひふみ投信の銘柄入替えをチェックしています。...
SHIFT(3697)
HOYA(7741)
マイクロソフト(MSFT)
ミライト・ホールディングス(1417)
Zホールディングス(4689)
三菱商事(8058)
エイチ・アイ・エス(9603)
ショーボンドホールディングス(1414)
AMERICAN TOWER CORP(AMT)
ちなみに9社のうち2022年5月時点の上位30社の銘柄を見る限りショーボンドホールディングス、三菱商事はトップ10とは言わないものの残ってました。
コロナショックの影響を受けたからなのか?ということでこの7社について調べてみました。
マイクロソフト、AMERICAN TOWER CORP
まずは米国株のマイクロソフトとアメリカンタワー。

S&P500(緑)と比較していますが、マイクロソフトは今年あまり冴えない感じ。
アメリカンタワーも直近で急落していて、両方とも過去1年でS&P500を下回っていました。
SHIFT、HOYA、ミライト・ホールディングス、Zホールディングス
続いてSHIFT、HOYA、ミライト・ホールディングス、Zホールディングス。
比較対象はピンクのTOPIX。

4銘柄ともTOPIXを下回っています。5月時点で組入れ上位30社から消えたのも納得。
とくにミライトとZホールディングスのパフォーマンスはよくないですね。
三菱商事、エイチ・アイ・エス、ショーボンドホールディングス
最後に三菱商事、エイチ・アイ・エス、ショーボンドホールディングス。

ピンクのTOPIXに対して三菱商事とショーボンドホールディングスは今年に入ってほぼアウトパフォーム。
5月末時点で組入れ上位30社に残っていたのも納得でしょう。
業種的に建設業や卸売業というのは一つのキーワードかもしれないですね。
では、ひふみ投信のパフォーマンスはどうかということで、TOPIXとひふみワールドと比較すると直近1年でその2つにボロ負け。

過去3年で見てもコロナショック後のTOPIXに対する貯金を吐き出した感じに。逆にワールドは優秀。

ある意味外国株中止は上手くいってるともいえますが・・果たしてこの後巻き返しはあるのか運用状況が気になるところです。


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