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投資哲学・投資理論

中国が反面教師にしている日本と韓国のバブル崩壊

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トーマス・オーリック「中国経済の謎ーなぜバブルは弾けないのか?」 の中国に関する記載は非常に興味深かったのですが、その中で、日本と韓国が対応に失敗した例を反面教師にしているとありました。

トーマス・オーリック「中国経済の謎ーなぜバブルは弾けないのか?」 - 関東在住福岡人のまったり投資日記

中国関連の本はポツポツと読んでいて、とくにバブルがはじけた場合にどうなるのか?という点で、色んな人の視野を読もうとしています。経済に関しては「バブルの経済理論」、政治に関しては「ラストエンペラー習近平」がよかったですね。...

で、日本と韓国は何がいけなかったのかをわかりやすく書かれているのですけど、読み終えて思うのはこれは中国のおかれた状況で、当時の日本や韓国と被る面が多いこと。

加えて、他の国でも起こりえますし、GAFAに投資すれば大丈夫的なものにも通じるなと。

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日本と韓国のバブルに至る過程


著者のオーリック氏による日本のバブル発生の1980年台後半から1990年台前半の過程は以下の通りです。

  • 猛烈な円高が、日本の輸出品の競争力失わせた。輸出の伸びが1984+21%から2年後1986年には-21%に変化。
  • 日銀が利下げに踏み切った。設備投資が進むことがきたいされたが、貸出の伸びは加速したものの、すでに過剰設備状態だったため、新たな資金は非生産的資金へと向かった。こうして投機的な不動産取引が急増し、製造業への投資は落ち込んだ。
  • 銀行部門の規制緩和が進んだが改革はされなかった。住宅ローン販売と中小企業に対する融資で、融資審査の経験が浅かったため、担保を重視した融資が爆発的に増えた結果、不動産分野では融資拡大→地価上昇→担保価値の上昇→さらなる融資という不安定を招く信用サイクルの悪循環が生まれた。
  • 銀行システムを取り巻く規制と所有構造は依然として古くさいものだった。護送船団方式の緊密な関係は景気の波を乗り切る助けになるが、経営が行き詰まると銀行がゾンビ企業を長期にわたりいきながらえさせることにつながる。
  • 日本は思っているほど成長の伸びしろが無かった。家計収入がアメリカの80%で、都市化率も77%と成長の牽引役はほとんど使い切られていた。

続いて1990年台後半韓国のバブルが以下の通り。

  • 金融規制緩和によりシャドーバンクが急成長した。その多くは大手財閥の金融子会社だったため、デフォルトは絶対にしないという思い込みを利用して、主要銀行よりも高い金利で預金を集めることができ急速に市場シェアを拡大した。
  • 財閥の借入金は事業になんら貢献しない壮大な建物や虚栄心故のプロジェクトに投資された。
  • 外国の短期資金への依存度が高く、1994年から2年で韓国の対外債務は約450億ドルも増えた。

結局、金融規制緩和が絡んでること、投機的な投資対象に手を出してるのが2国で、日本の場合為替の問題、韓国の場合外資関連が絡んでます。

なので中国が為替や外資に注意を払った政策をとってるのもよくわかります(ついでに日本は景気が冷え込んでいるのに、民意に偏って過度にバブル潰しに傾斜)。

そして、何より共通するのは護送船団方式だから投資をしても大丈夫、財閥関連だから投資をしても大丈夫でダメだったということ。

大きすぎて潰せない問題にもつながってくるんですよね。

ただ、これは中国にも当てはまって、国営企業だから大丈夫とかいう空気はあるようですし、都市化率など伸びしろはあるけど日本同様人口が減り始めてるという点は注意が必要。

加えて○○は大丈夫だろという過度な楽観が一旦崩れると雪崩を打つ事例としても意識しておきたいところです。

結局これはITバブルにも通じることで、米国ハイテク株を過信しすぎないことも示唆しているかと思いますし、民主主義国家は民意の影響もあるということは考慮しないといけないと思われる事例です。

恵まれた2010年代が再現すると考える人は、相場が冷え始めて減ってるかと思いますが、楽観できない状況でどうすればいいかというと過去から学ぶことではないかと最近考えています。

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