BNDやTLTなど米国債券ETFの利回りが急上昇する中、iシェアーズ米国物価連動国債ETF(TIP)の今月の分配金は0ドルだった
朝起きたら1ドル151円が147円になっていたという日にこの記事を書いておりますが、1ドル150円超えてきているので、もしかしてまた目標資産額に近づいてきてるんじゃなかろうかということでSBI証券にログインしてETFの価格を見ておりました。
債券ETFの価格はまた下がってるので、これ利回りどうなってんだろ?と思って調べてみました。
iシェアーズ米国物価連動国債ETF(TIP)の利回りがとうとう8%超え - 関東在住福岡人のまったり投資日記
月末にポートフォリオの集計を行っていたのですが、円安になった一方、債券ETFの価格は下がってる印象を持ちました。で、結構底に近いレベルになってるものもありましたので、利回りを調べてみることにしました。...
なんでだろなとiシェアーズのページ見てたらなんと10月の分配金ゼロでした。
iシェアーズ米国物価連動国債ETF(TIP)の今月の分配金は0ドル
利回り下がってるなら他の米国債ETFはと思い調べてみたら、どれも急上昇という感じで上がってました。
なんでだろと思って分配金のところ見たら、なんと10月はゼロ。

ただし、わたしが確認しているychartの利回り推移だと上昇中で、8月は7.53%でそこから8%になってますので上がってました。

それにしても直近5回の内3回1ドル超えてた配当が急にゼロになるというのは意味不明ですね。
インフレが落ち着きつつある証左なのでしょうか?
BNDやTLTなど米国債ETFの利回りは急上昇中
では、他のETFはどうかというと利回りの急上昇が目立ちました。
まずジム・クレイマーが指標の一つといっていた、iシェアーズ 米国国債 20年超ETF(TLT)。

直近1ヶ月で急上昇していて、2018年後半の水準まで接近してきています。
個人的には指標値になると思ってるBNDが以下の通りで、コロナショック前の水準が近づいています。

価格みたら追加購入したくなる気持ちが強くなっています。
では、BNDとTLTの中間的な値動きするBLVはどうかというと既に過去5年で最高水準。

米国債券総合と米国長期債の両ETFの価格が同じか長期債の方が下っていうのはリーマンショックの時にどうなってたのかとか調べたくなる水準になってます。
ちなみにそれ以外で適格社債(LQD)とハイイールド債(JNK)も見てみましたが、いずれも貯金で利回り上がってます。


個人的に景気後退となると、短期で反発繰り返してる株価下がって、円高と債券ETFの価格は上昇という可能性は高いと考えています。
ただし、債券ETFの価格そろそろ反転と言ってさらに5%以上下がってる現状、全賭けしないけどぼちぼち賭けるという方向で対応したいと思います。
流石に年末までこの価格ということがあるのかという気がしないでもないのですが・・


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