「FIRE卒業」が話題になっているが、目的を持った働き直しならば悪くないと思う
先週「FIRE卒業」が話題となっていました。
まぁ、コロナショックが短期的に終わって数年で一気に資産増やした人がFIREしたけど・・というのはあるかもしれません。
ただ、言われるほど否定的かというと「働きなおし」とかの目的がはっきりしていればいいと考えます。
もちろんFI十分ではなかったとかで「FIRE卒業」ですと、想定や見積もりが甘かったわけですから、細部を詰めるなり大幅修正するなりして行う必要があるでしょう。
素直に反省して修正して再度FIRE成功となれば悪くないのでしょうけど、自分の周囲含めて自分自身をコンテンツ化してtwitterやらyoutubeやらブログやらで切り売りしてたりしてたらまた失敗するかもしれません。
で、個人的に選択肢を広げる上で部分的にFIREしたり、数年仕事や済んで働きなおしって生き方は今後増えると思うんですよね。
仕事のウェイトを年齢とともに下げる、一時的に仕事辞めると生き方もありだと思う
わたしが新人とかの時代だと介護とかで会社辞めざるえない人もいました。
ただ、そういう人を救う制度はある程度15年くらいかけて整備された感があります。
加えてテレワークの許容度はコロナ前と段違いですし。
で、個人的にFIREしないにしろ、以下のケースってFIREの考え方の応用可能だと思うんですよね。
- 育児で仕事をスローダウン
- 親の介護で仕事をスローダウン
- 病気等で休養が必要
- 若いうちに稼げるだけ稼いで年齢とともに労働をダウンシフト
- 若いうちに東京で稼いで、年齢とともに地方でのんびり暮らす
- 若いうちに稼いで学びなおしのため大学に行く
割とリンダ・グラットンのライフ・シフト的な考え方の影響を受けたものですが、上に上げた項目は複合的に起こる可能性もあるわけで。
「LIFE SHIFT2(ライフ・シフト2)」を読み終えて、セミリタイアとかFIREを著者がどう考えてるのか気になった - 関東在住福岡人のまったり投資日記
アンドリュー・スコット/リンダ・グラットンのライフ・シフトはベストセラーになりましたし漫画版も出るほど人気でした。個人的には地域関連活動、親族のための活動、趣味を極めるための活動など、さまざまな活動のバランスを主体的に取りながら生きるというポートフォリオワーカーはなかなか面白いなと思いましたね。...
結局年齢とともにリストラリスクというのも親の世代より高くなってるわけですから、いろんな選択しを選ぶ生き方が増えていくと思います。
その中で、蛇行しながらもいったんFIREした後働きなおしが目的をもってるのであるならばありだと考えます。
もちろん家庭持ってたりした場合には、FIREの決断はより慎重にあるべきでしょう。
どうしてもFIRE成功したということでキラキラしたものにしたかったり、一部粉飾したりしている人も仕事と投資以外で稼ぐ場合の手段となっちゃうんでしょうけど、生き残るのは泥臭くやってる人だと思うのは、ビジネスの世界含めて共通だと思う事象でした。


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