為替ヘッジ付きの新興国債券のパフォーマンスが-23%になってたので、新興国債券の状況を確認してみた
総資産が当面の目標とした金額に近づいていると書きましたが、その後株価回復したけど急に円高になって一進一退の攻防状況に。
株価の回復で再び当面の目標資産に近づく。2022年10月終了時点ポートフォリオ&資産状況 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
先週末移動があったのでその機会に「中国が宇宙を支配する日」を読みました。...
で、資産運用的に円だとプラス資産ばかりなのですが、大きくマイナスになってるのがfunds-iの新興国債券為替ヘッジ付き。

過去1年、3年ともにfunds-iシリーズの中でぶっちぎり最下位ですから、そりゃわたしのこのファンドのパフォーマンスも-23.17%とかになります。
では、株価が過去1年でそれなりに下がった中で、新興国債券の状況は他と比較してどうなのか気になって調べてみました。
新興国債券は過去1年だと現地通貨建ての方がパフォーマンスはいい
米ドルヘッジ建てで新興国債券ETF(VWOB)、現地通貨建ての新興国債券(LEMB)と新興国株式(VWOB)、S&P500を比較してみました。

過去1年で見てみると、現地通貨建ての方がパフォーマンスはいいんですよね。
2月に急落しているのはロシア除外の影響だと思いますが。
ちなみに過去5年で見ると現地通貨建ては大きくマイナス。

S&P500が大きく下落したときに、ドルヘッジ型のVWOBも急落しているのは特徴的といえそうです。
ドル高になるとパフォーマンスがよくない傾向はあるような動きをしています。
では、米国外先進国株(VEA)、米国外の先進国債券(IGOV)、米国外債券ドルヘッジ(BNDX)などを加えると以下の通り。

BNDXが直近1年だとパフォーマンスがマシという結果に。
米国外先進国債券IGOVに至っては新興国債券よりもパフォーマンスが良くないという結果でした。
これを見てると円ヘッジと新興国債券のパフォーマンスの悪さが合わさってのマイナス23%かなという気がしました。
ちなみに過去5年で見ると現地通貨建て新興国債券LEMBと米国外先進国債券IGOVは大きくマイナス。

株価が好調だったときや金利上昇時に対応した多様なポートフォリオの必要性を感じる結果かなと思いました。
ともあれ債券関連の利回りが割と悪くない水準になってきた現状、全賭けしないけどウェート重めにしていいかなと思う今日この頃です。


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