レイ・ダリオが経営権を手放した世界最大のヘッジファンド、バークシャーやJPモルガンを売って、ビザやペプシ、JNJを買増し。
4半期に1度のアメリカの著名ヘッジファンドが証券当局へ提出した資料が公表されました。
個人的に確認しているのは、海外ETF中心に投資するレイ・ダリオ創業・世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエーツです。
海外ETFが中心のポートフォリオで、リスクを考慮したポートフォリオですので、インデックス投資をする人でも参考になる面は多いかと思います。
6月時点のポートフォリオではP&Gなんかを買ってる状況でしたが、3ヶ月経過してどう変わったのか?
レイ・ダリオ率いる世界最大のヘッジファンド、新興国株式(EEM,VWO)とアリババ(BABA)を売却して、組入れトップがP&Gに。 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
4半期に1度のアメリカの著名ヘッジファンドが証券当局へ提出した資料が公表されました。個人的に確認しているのは、海外ETF中心に投資するレイ・ダリオ率いる世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエーツです。...
経営引き継ぎに12年・・まぁ日本の某企業の外部から人材入れてはクビとかやるよりはマシなんでしょうけど。
そんな経営権手放す直前の今年9月時点のポートフォリオを確認してみました。
ブリッジウォーター・アソシエーツのポートフォリオ組み入れ上位変遷(2022年9月編)
著名な投資家のポートフォリオを確認できるウェブサイトiBillionairが2020年の1月でサービス終了したため、コチラで確認してましたが、今日の朝まで更新なし。
ということで別のサイトで見つけた値を参考にしました。
6月の時点では新興国株式ETFの比率が大きく減少して6%程度とかなり縮小。直近10年では最小でした。

では、9月でどうなったかというとP&Gトップは変わらずですが売却してる状況。

組入れ上位だとビザ、ペプシ、ジョンソン・エンド・ジョンソン買い足していて、メトドロニック、バークシャー、JPモルガン当たりは売却比率が高い。

S&P500に関してはIVV買ってSPY売ってる状況です。
ちなみにセクター別の比率に関してはやや生活必需品とヘルスケアの比率が上昇していました。

S&P500の比率はまたまた下がる
S&P500と新興国株のETFでポートフォリオの7~8割を占めていた期間が長かったわけですが、この比率は低下して15%切るレベルになっていました。


S&P500、新興国株式ともに3ヶ月前から横倍という感じです。
EEMは完全売却してないようですが、とうとう0.1%まで縮小しました。
ポートフォリオ見ると個別株の比率が上がっているのですが、詳細見るとGoogleやメタも一応ホールドはしている模様。
そして金に関してはまた売却していてこのあたりが創業者レイ・ダリオが経営から引いたのも影響しているのか気になるところです。
ともあれ創業者がいなくなりどうなるのか今後もウオッチしていきたいと思います。


フォローする Follow @garboflash
更新情報を受け取る

- 関連記事
-
- 2022/11/23時点での世界各国のPER、PBRをiシェアーズのETFを使ってまとめてみました
- 株式60%/債券40%の戦略は過去50年でワーストだが今後回復か?
- レイ・ダリオが経営権を手放した世界最大のヘッジファンド、バークシャーやJPモルガンを売って、ビザやペプシ、JNJを買増し。
- 為替ヘッジ付きの新興国債券のパフォーマンスが-23%になってたので、新興国債券の状況を確認してみた
- 地味に米国適格社債ETF(LQD)やiシェアーズ 米国国債20年超ETF(TLT)に資金が流入し始めている模様