確定拠出年金加入者向け資料見たら、DC全体の運用利回りはプラマイゼロと3.5%~10%の二極化している
確定拠出年金が開始されて7年経ちました。
4半期毎に報告書が送られてきていますが、その中で資産運用のコラム的な冊子が入っていました。
4資産共に前月比マイナス。確定拠出年金運用状況2022年10月編 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
確定拠出年金が開始されて6年経ちました。引き続きたんたんと拠出されたお金を一定額積み立てております。運用を始めて6年の状況ですが、運用結果の報告を毎月末に報告しています。...
中身見ていると運用利回りはプラマイゼロラインと3.5%~10%の二極化しているなと。
DC全体の運用利回りはプラマイゼロと3.5%~10%の二極化している
DC全体のデータを見ていくと言うことで、みずほだからそれなりの人数が加入してるやろの前提で見ていきます。
まずDC全体の資産残高の比率は以下の通り。

定期預金が3分の1、保険を併せると4割超えています。
一方、株式は国内が14.1%、海外が16.8%ということを見ますと、やや海外株の方が多い。
債券は国内債券と海外債券はほぼ同じで、バランス型ファンドがだいたい全体の6分の1という感じでした。
未指図資産とはなんなのか気になるところですが・・
では、リターンはどうなっているかというとプランの導入時期からの運用利回りは以下の分布になっているようです。

だいたいプラマイゼロと3.5%~10%の二極化しているといっていいかと。
全年代でプラマイゼロ近辺(定期預金が多い)がもっとも比率が高く、それ以外だと3.5%~10%のゾーンも結構な比率。
弊社がどれくらい含まれているのか分かりませんが、他の会社も同じような時期(アベノミクス後)に運用開始したと考えれば、納得できる分布かなといえます。
それなりに-5.0%~-10.0%がいますけど、これは運用開始時期の違いとかもあるかもしれません。
ちなみに報告書によると6月末時点の平均利回りが1.9%で、4半期前から-3.1%とかなり下がっていた模様。
定期預金で放置している人はこういう報告書見てない可能性がありますけど、リスク資産高めの人にも影響を与える可能性がありそうですから、4半期毎ごとの状況に注目していこうと思います。


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