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関東在住福岡人のまったり投資日記

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株式60%/債券40%の戦略は過去50年でワーストだが今後回復か?

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今年は株式が冴えないだけでなく、債券も冴えない状況でして、アメリカの伝統的な長期投資の運用方法「株式60%/債券40%の戦略」も15年ぶりの低調なパフォーマンスになっています。

ただし、流石に債券関連のETFの価格見ても下がりすぎだろと思える状況にありますので、今のタイミングがポートフォリオ再構築の好機というコメントがでるのもわかります。

同社のグローバル・マルチアセット戦略責任者、ジョン・ビルトン氏はリポートのプレゼンテーションで、株式と債券は長期投資家にとって10年以来最高の市場参入ポイントにあると指摘。「絶滅したとの見方が非常に多かった60/40戦略が少し息を吹き返している。この戦略は08年以来最悪の1年となっているものの、今のタイミングをポートフォリオ再構築の好機として利用することが重要だ」と述べた。

では、2008年以来のパフォーマンスの悪さということなのですが、それ以前だとどうなのか?

米国株と米国債(10年)のデータが1972年から取得できたので調べてみました。

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2022年、株式60%/債券40%の戦略は過去50年でワースト


といわけで1972年からのデータを見てみます。

まず1972年に1万ドル株式60%/債券40%で投資した場合、88.7801万ドル。

年率9.23%(インフレだと5%台)、一番いいパフォーマンスの年が31.69%、ワーストが-18.06%なんですが、このワーストが以下の右端の今年の10月までのパフォーマンス。
portfolio-annual-return-20221119.png
1973年と1974年、リーマンショックの2008年を上回っています。

ただし、1973年、1974年、2008年全て債券のパフォーマンスはプラスでした。

過去50年見てみても債券、株式ともに同じくらいマイナスの年ないんですよね。

portfolio-annual-asset-return-20221119.png
それどころか債券と株式ともにマイナスだったのが過去50年で1994年しかないのですが・・

なので米国株と米国債の相関性は0.05。
portfolio-annual-performance-20221119.png
ちなみにこの2つの資産で過去50年一番パフォーマンスが良かった年は1982年の債券だったりします(株式ではない)。

ともあれこういう記事がちらほら出始めてるのを見ますと、もしかしたら債券の底を打ってるのかもしれません。
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