サクソバンク証券で1年前に買えなくなったETFのパフォーマンスはどうなってるのか確認してみた
サクソバンク証券で法令上国内では売買できないETFの存在が判明して、買い付け不可能になってから1年が経ちました。
【悲報】サクソバンク証券、法令上国内では売買できないETF(ARKK,MTUMなど)の存在が判明し、買付け可能なETF銘柄が大幅に減ってしまう【不祥事4冠達成】 - 関東在住福岡人のまったり投資日記
金曜、土曜でない限りわたしは12時には寝てるんですが、朝起きたらサクソバンク証券からメールが来ているのを見つけました。...
まぁ、実際個人情報流出やら、他人の配当履歴が送られてくるという奇怪な現象も起きましたし。
では、売買不可になって1年経ってわたしが購入していたETFのパフォーマンスは他の指数と比較してどうだったのか調べてみました。
航空宇宙・防衛ETF(ITA)は絶好調
サクソバンク証券でホールドしたままになって追加購入できない状態になってるのは以下の8本のETFになります。
なお欧州株も2銘柄持ってますが、これはパフォーマンスが相当に悲惨です。
iシェアーズ・エッジMSCI米国モメンタム・ファクターETF(ティッカー:MTUM)
バンガード・米国外増配株式(ティッカー:VIGI)
バンガード・米国外高配当株ETF(ティッカー:VYMI)
iシェアーズMSCIイスラエルETF(ティッカー:EIS)
iシェアーズMSCIスイスETF(ティッカー:EWL)
iシェアーズ グローバルREIT ETF(ティッカー:REET)
iシェアーズ・米国航空宇宙・防衛ETF(ティッカー:ITA)
iシェアーズ・エッジMSCIインターナショナル・ファクターETF(ティッカー:IMTM)
では、これらのETFのパフォーマンスは買えなくなって1年でどうなったのか?
S&P500と比較すると、以下の通りでiシェアーズ・米国航空宇宙・防衛ETF(ITA)は大きくアウトパフォーム。

オレンジのS&P500と比較して、米国外高配当株ETFのVYMIもマイナスだけど悪くないけどそれ以外はという感じですね。
とくに米国に絞るとITAの貯金を米国比率が高いグローバルREIT ETFのREETとモメンタムETFのMTUMで吐き出してます。
サクソバンク証券の投資は米国外重視していましたので、米国外のETFに絞ると以下の通り(黒は比較対象の米国外ETFのVXUS)。

こちらはVXUSに対して割と悪くないのですが、イスラエルETFのEISがよろしくないです。
あとは特徴的にディフェンシブ偏重のスイス株ETFのEWLはVXUSを上回っていて期待通りではあります。
ともあれ個人的には売らなくて済むならばこのままでいようというスタンスではあります(確定申告・出金もメイン口座に引き出すの面倒くさい)。
仮にSBI証券とかで今回あげたETFが買えるようになれば、サクソバンク証券分との統合も考えるんですけどねぇ。


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