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関東在住福岡人のまったり投資日記

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「ゴールドマン・サックスM&A戦記」を読んで印象に残った2つの重要なこと

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Amazonで勧められてたのか他のブログで推奨されていたのか記憶があいまいですが、2018年に出た「ゴールドマン・サックスM&A戦記 伝説のアドバイザーが見た企業再編の舞台裏」を読みました。

著者は日本のM&Aが本格化した1990年代から2000年代半ばにかけて、主要プレーヤーとしてM&Aをリードした当時ゴールドマンサックスでM&Aを担当していた人で、早稲田大学大学院経営管理研究科客員教授、慶応義塾大学大学院経営管理研究科客員教授を務められてるようです。

経歴的に金融マンというわけでなく、東大→日産自動車→アメリカ留学→ゴールドマンサックスという推移ですので、ちょっと他の金融マンとは異なる視野を持つ方という印象です。

読み物として金額とかはぼかしてあってもなかなか面白い経緯が書かれててるのですが、個人的に印象に残った点は以下の2点ですね。

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会社は個人のために何かをしてくれる味方ではない


まず印象に残ったのが40代までの人生設計ですね。

東大→日産自動車→アメリカ留学→ゴールドマンサックスという経歴で、「会社は個人のために何かをしてくれる味方ではない」という考えがベースになっていること。

そして、以下のキャリアプランを若いころから練っていたのはすごいなと。

  • 20代で必要なスキル、基本知識、資格、学歴を習得して社会の中で何をしてのし上がるかを決める時間
  • 30代は自分の強みがいかんなく発揮できる職場においてひたすら仕事に励み、誰もが認める実績を上げる
  • 40代はそれなりの地位を得て社会に何か大きなインパクトを与えられる仕事を成し遂げる立場になる
  • 50代では、お金のことを考えなくていい状態で、好きな仕事だけを立場・状態を獲得していたい

個人的に20代でここまで考えれてれば収入はプラス200万くらい増えてたのかなと思いますが、この経歴でスムースに行けない人も結構いるかと。

その意味で蛇行しながらも進んで、50代あるいは40代後半でお金のことを考えなくていい状態というのをつくるのが理想だなと読んでいて思いました。

まぁ、服部氏と一般リーマンとでは稼いでる金額が違うでしょうけど。

日本の経営者は欧米に比して全く引けを取らない


ゴールドマンサックス時代に日本の名だたる大企業の経営者とやり取りがあったそうで、京セラ、中外製薬、NKK、川鉄の経営者にはかなり評価していることがわかります。

その一方で、東芝や三菱自動車に関してはかなり厳しい論調ですが、エンロンやフォルクスワーゲンを例に挙げて日本特有ではないとのこと。

理由として30年以上長きにわたって上・下・外から評価されて生き残った人々なので、圧倒的大多数は長時間にわたる360度の評価に耐えて選抜されてるため、そのクオリティは高いとのこと。

また、日本の大企業の経営者には矜持があり、ある時点から本気で大所高所から社会に何か貢献しなければならないという使命感を持つ場合が少なくないとのこと。

こういう経営文化は中国や韓国にはなく(ベトナムやインドネシアなどの東南アジアは日本より)、日本の経営文化は思った以上に良いというのは100%鵜呑みにできませんが、参考にはなるかなと思いました。

ともあれ20年前の合併などの内情も含めて読んでいて損はない本だと思います。
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